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さらば熱帯夜! ぐっすり眠れるエアコン活用術は「切タイマー3時間」

疲労回復 ー疲れとうまく付き合うためにー

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仕事のパフォーマンスや肌のコンディションを上げるためにも、質の高い睡眠はマスト。とはいえ、連日のこの暑さ。寝苦しいからといってエアコンをつけっぱなしにするのも抵抗が……。

睡眠とエアコンの使い方の関係について研究している奈良女子大学の久保博子教授によると、「切タイマーを3時間に設定すると深い眠りが確保できる」のだそう。夏の快眠のためにベストなエアコン設定について、詳しく教えていただきました。

見逃しがちな「湿度」のコントロールがカギ

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エコの観点からも「冷房は28度に設定している」という人は多いはず。実際、夏場に寝るときにエアコンを使用する人でもっとも多い設定温度は28度という調査結果(※1)もでています。しかし、これだと快適な睡眠を損なう恐れがあると久保教授はいいます。

人は入眠時に体温を下げるために、手足を熱くして熱を発散したり、汗をかいてその気化熱で熱を放出しようとします。そのため、寝ている間でもっとも発汗量が多いのが入眠直後です。

しかし、梅雨から夏場にかけて、湿度は非常に高くなり、室内でもときには80%ぐらいになることもあります。こうなると、汗がなかなか乾かず、不快感とともに体温調整もうまくいかず、寝つきが悪くなることにつながります。汗がべたべたと不快でないようにするためには、湿度を50%程度より低くするのがよいでしょう。

そもそも深い眠り=ノンレム睡眠は、眠りについた直後に訪れ、比較的長く継続します。しかし、明け方にかけて浅い眠り=レム睡眠が増えるんです。ということは、最初が肝心!

寝つきをよくするためには体温を速やかに下降させることが大切ですが、28度だと湿度によっては入眠がうまくいかなくなる可能性も。かといって、室温が低すぎても血管が収縮してしまい、熱をうまく放出できなくなってしまいます。エアコンを使うと、翌朝だるさを感じるというのもカラダが冷えてしまうから。

エアコンの温度は26〜28度くらいを目安に、“湿度”を上手にコントロールして快眠へつなげましょう。

切タイマーは1時間ではなく3時間がベストな理由

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とはいえ、ひと晩中エアコンをつけっぱなしにするのは気になるもの。そこで久保教授がおすすめするのが、「切タイマー」の3時間設定

なぜ3時間かというと、よくノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)の睡眠サイクルは90分単位でまわるといいますが、先にも述べたとおり、前半はノンレム睡眠が多くなります。久保教授がおこなった実験(※2)によると、切タイマーを3時間に設定した場合、最初の深い眠りを2周期確保できるので、ノンレム睡眠が安定的に取れるのだそう。

極力エアコンを使いたくない人は、1.5時間ではダメなの? と考えてしまいますが、1.5時間だと深い眠りに入った途中に暑さで目が覚めてしまうことがわかったのだとか。

また、「よく寝た!」と感じるためには、朝気持ちよく起きられるかどうかも重要なポイント。就寝中にかいた汗が不快に感じたり、暑さで朝方起きてしまうような場合は、「入タイマー」もセットしておきましょう。

ひと晩中エアコンOKな人は、28度以上で除湿運転を

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逆にひと晩中でもエアコンOKという人は、温度設定を28度以上にし、除湿運転で湿度を50〜60%に下げることでカラダの冷やし過ぎを回避できるといいます。

じつは、いくらエアコンをこまめに調整しても設定温度に到達すると冷房は止まり、除湿までストップしてしまうんです。しかし、同じ28度でも湿度が下がると入眠のしやすさがアップすることはお伝えしたとおり。

設定温度になっても除湿を継続してくれるエアコンを見つけるのも、ひとつの手。上手に活用しながら質の高い睡眠を手に入れたいですね。

※1 20〜70代の男女1,000人を対象にダイキン工業株式会社が2017年6月に実施した「夏の寝室でのエアコンの使い方」に関する意識調査より。
※2:奈良女子大学2004年7月26日〜10月10日実施実験、2005年日本睡眠学会発表。

image via shutterstock

佐々木彩子

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