体によいといわれる調味料、お酢。なかでも「黒酢」はとくに健康効果が高いそうです。

黒酢は大きく4種類に分けられる

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黒酢と一口に言っても、その種類は原料や熟成期間によって大きく4種類に分けられます。

米黒酢玄米を原料とした日本で一般的な黒酢。酸味が強く、必須アミノ酸が豊富

大麦黒酢大麦を原料とした黒酢。酸味が少なく、ミネラル類が豊富

バルサミコ酢トレビアーノというぶどうを原料とし、長期間熟成されたもの。ポリフェノールが豊富

香醋:中国で一般的な黒酢。玄米や雑穀などを原料としており、非常に濃厚で酸味が少なく、アミノ酸が豊富

(「Diet Plus」より引用)

玄米や大麦を原料に長期熟成されることで、あの褐色が生み出されているんですね。なんとなく、穀物から作られるものだけをイメージしていましたが、普段から使っていたバルサミコ酢も黒酢なんだと改めて確認できました。

ダイエットや健康維持に期待。黒酢の栄養素

一般的なお酢より、色も味も濃厚な黒酢。その分、栄養もギュッと凝縮されていそうで期待できます。お酢の酸っぱさであるクエン酸は、代謝アップ疲労回復の効果でよく知られていますが、ほかにはどんな成分が含まれているのでしょうか?

黒酢は、アミノ酸(20種類)のうち17種類を含み、さらに体内で合成できない必須アミノ酸(9種類)のうち、8種類を含んでいると言われています。(中略)健康維持や代謝を促進するビタミンB群や、身体の調子を整えるミネラルを豊富に含んでいます。

(「Diet Plus」より引用)

まるでサプリメントのような内容です。クエン酸の代謝アップ効果に、筋力アップに欠かせないアミノ酸が加わって、ダイエットにはもちろんよさそう。そして、ビタミンやミネラルは体内に蓄積できないと聞きますから、日頃の食事から意識して摂りたいもの。あれこれメニューを考えるよりも、黒酢をプラスすれば栄養バランスが整うというのはとても簡単です。

おいしさと栄養をプラス。黒酢のアレンジ方法

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独特の深い味わいがある黒酢は、その特性を活かしたアレンジを考えるのも楽しい。定番のサイダー割でドリンクとして飲むのはもちろん、ドレッシング酢の物にも活用できますし、鶏の手羽元を煮たり、酢豚に加えてもコクが出ます。私は毎朝作るサンドイッチに、トロみのあるクリームタイプのバルサミコ酢をソースのように加えています。クリームチーズやマヨネーズとも相性がよく、これを入れるだけでお店のような本格的な味になるのでおすすめです。意外なところでは、こんな食べ方もあるそう。

牛乳やヨーグルトなどの乳製品と相性がいいと言われています。味わいがまろやかになるので、酸っぱいのが苦手な方も取り入れやすくなるかもしれません。

(「Diet Plus」より引用)

1日の食事のなかで、毎日どこかに黒酢をプラスする習慣をつけることで、無理なくスリムな体形と健康を維持していけたらいいなと思います。

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