ダイエットを意識して食事を考えるとき、まず、甘いものを減らすことからはじめると思います。おやつに食べるスイーツはもちろん、米や麺類などの炭水化物に含まれる糖質も大敵! ……そう思って大好きな白米を避けるようにしていましたが、意外にも、ごはんはダイエットの味方になってくれるのだとか。

ごはんは、たんぱく質と食物繊維を含む低脂質食材

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注目すべきはそのカロリーの内訳でした。

ダイエットで気にしてほしいポイントは、カロリーよりも脂質です。脂質割合を減らすことで胃への消化負担も減り、胃や腸の状態を良い状態に保つことができるので、便秘・肥満解消へと繋がります。

(「Diet Plus」より引用)

おかずを多くすると、おのずと脂質も上がります。むしろ、食事のコントロールとしては「ごはんの比率を多くする」ことが必要だったとはビックリ。白米を我慢するというストレスから解放されるなんてうれしい! と思いつつも、おかずを減らすことでたんぱく質の摂取量も減ってしまうのでは? と心配です。

ごはんには良質なたんぱく質も豊富です。さらに、大豆製品であるお味噌を使ったお味噌汁を組み合わせると、お肉に負けない量のたんぱく質をカバーすることができますよ。

(「Diet Plus」より引用)

ごはん=糖質と思い込んでいましたが、良質な植物性たんぱく質も含まれていました。そして、発酵食品であるお味噌は、腸内環境を整える働きもあります。ごはんとお味噌汁という和食の基本を食生活の軸にすることが、ストレスなくダイエットを成功へ導く土台になってくれるようです。

ダイエットには「冷めたごはん」

さらに驚きなのが、ダイエットには「冷めたごはん」が適しているということ。

冷めたごはんには、難消化性デンプンと呼ばれるレジスタントスターチが含まれており、糖の吸収を緩やかにする効果が期待できます。

(「Diet Plus」より引用)

炊き立ての方がおいしさは勝りますが、ダイエットにはお弁当やコンビニのおにぎりがベターなよう。冷めて固くなったごはんは、いつもよりよく噛む必要があるので、その咀嚼の多さも満腹感を増やしてくれるようです。

間違った思い込みから、ダイエット時は極端に食事量を減らしたり、手軽なパンとサラダで済ませたりしていましたが、これからはしっかりごはんを食べたいと思います。そして、日頃から和食を中心にした食生活を心がけることで、自然とダイエットの必要がなくなっていきそうです。

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