アメリカ・シカゴにある「サラダの自動販売機」がユニークで、とても人気。その理由は、職場でのランチへの意識が変化してきたからと言えるでしょう。「お弁当」の概念のないアメリカにおいて、多くの人はファストフードに走りがち。手軽で安くて健康的なランチは、画期的なアイデアだったようです。
シカゴから火がついたサラダの自動販売機
このユニークなビジネスを行っているのは「ファーマーズ・フリッジ」。シカゴを中心に成長してきました。
まず企業に電話をすると、自動販売機をリースしてくれます。そこへ毎日ヘルシーなサラダやジュースを持ってきてはマシンの中にストックしてくれ、24〜48時間ですべて回収。衛生面の部分でも心配ありません。
オーガニックのジュースや7種類のサラダジャーは見た目も美しく、一週間毎日、全部試してみてもおもしろいかも。季節ごとに収穫される野菜やフルーツによってメニューが変わるのもうれしいですね。
カロリー表示がしてあるだけでなく腹もちもよさそうなので、帰宅前に買って、ジム帰りに自宅で食べるアイデアも。例えば、スモークしたチェダーチーズやプチトマトと卵のサラダは個人的に気になる一品! ハニーマスタードドレッシングが食欲をそそります。
これでなんとSサイズ! 結構食べ応えがありそう。
こちらは「ライスサラダ」。炒った香ばしいゴマを振りかけてどうぞ。
このときのフルーツは、産地直送メロン。
自宅でも真似できそう。夏にはスイカ+ライム+唐辛子のスナックも。
価格は4〜12ドル。デザートやスナックも
仕事の合間に小腹がすいた時には、ナッツ類やチョコレートなどのプロテイン豊富なスナックや、チアプディングなどが揃っていて便利。価格は4ドルから12ドルとお手頃だし、ジャーに入っているので持ち運びも簡単です。
ちなみにこのジャーは、人体への悪影響があるとされる化学物質BPAの入っていないプラスチックのもので軽量、リサイクルできます。
まるで良質なセルフサービスのレストランのような、サラダの自動販売機。ファストフードに代わる職場のランチ形態として、アメリカ国内のみならず、海外へもこれからどんどんと広がりを見せることでしょう。