1. Home
  2. SKIN&HAIR
  3. 見ためが3歳若返る、顔エクササイズの効果を皮膚科医が検証

見ためが3歳若返る、顔エクササイズの効果を皮膚科医が検証

The New York Times

2,838

顔エクササイズをすると、見ためが3歳若返る

米国医師会が発行する医学雑誌JAMA Dermatology』に先ごろ発表された研究報告です。

40代以上の女性の被験者に数か月にわたり、ある顔エクササイズを続けてもらった実験により、科学的に効果が検証された魅惑のアンチエイジング法とは?

老けてみえる主な原因は「たるみ」

1803_nyt_face_exercises

Photo by Gettyimages

悲しいかな、年齢とともに顔は変わります。シワが増え、ほうれい線は深くなり、そして、顔全体がたるんでくるのは、加齢という避けがたい現象です。 たるみは皮下の脂肪層がゆるんでくるために起こります。若い頃はレゴブロックのようにきちんと積み重なり、繊維組織でしっかり支えられていた脂肪がずれて、重力に逆らえずに落ちてきた結果、口元や顎がたるみ、頬がこけることも。

近年では、こうした老け顔対策として、主に美容家やフィットネス・インストラクターなどが、“効果的”とうたう顔エクササイズを考案していますが、残念ながら科学的な見地から実効性が証明されたものはありませんでした。そこに着目したのが、今回の研究を行ったシカゴのノースウェスタン大学フェインバーグ医学院の皮膚科医グループです。

1日30分の顔エクササイズを20週間

研究チームはまず、早くから顔エクササイズ・プログラムを組んだ草分け的存在で、ハッピーフェイスヨガの創始者であるゲリー・シコルスキ氏にコンタクト。彼が開発した、顔のさまざまな部分の筋肉を鍛えるための32の動きからなる顔エクササイズを使って実験を開始しました。

集められたのは40歳から65歳までの女性27人。現在の顔の状態を撮影したのち、シコルスキ氏と1対1のパーソナルセッションを受けて、ニヤニヤ笑ったり、口をすぼめたり、ときには指を使うなど、フルコースで30分かかる複雑な32のムーブメントをみっちり学習。それを1日1回8週間続けたところで再度顔を撮影し、その後さらに12週間、毎日エクササイズを行いました。途中で続けられなくなった11人が脱落し、20週間やり遂げたのは16人でした。

数値的変化は少ないが見ため年齢は改善

研究者は被験者と直接あったことがない皮膚科医に16人の写真を渡し、顔の色々な部分を定規で計測し変化の度合いを評価するよう依頼。あわせて、年齢を推定することも頼みました。

同時に被験者の女性たちにもインタビューして、自分の顔が変わったと感じるかどうか、満足度を尋ねたところ、たるみが軽減して効果がでていると、ほとんどの女性が喜びをにじませながら肯定的に答えたのです。

一方、皮膚科医の判定のほうはかなり慎重で、頬のハリに関しては明らかな改善があるけれど、ほかの部分には特筆すべき違いはみられないというもの。ただし、プログラムスタート時の写真では51歳とされた女性を、終了後のものでは48歳とするなど、見ため年齢の評価では平均して若くみえるようになったという結論がでました。

手軽に始められるし、やる価値はある

今回の実験は被験者の数も少なく期間も短いうえ、参加者の3分の1以上が脱落するなど、エクササイズそのものがかなり煩雑で難しいという問題もあり、32の段階のどのムーブメントが最も効果を発揮するのかなど、さらに突っ込んだ研究が望まれるところです。

とはいえ、顔エクササイズをした後では、約3歳は若くみえることが科学的に明らかにされたのはまぎれもない事実です。害もないし、お金もかからないし、自分ひとりでできるし、必要なのは毎日続ける意志の力だけ。鏡の前で、顔をゆがめたり、つねったり、くしゃっとしたり、今日から挑戦してみる価値はありそうです。もちろん、名誉のためにも、変顔を誰かに目撃されないようにだけはくれぐれも気をつけて。

今回の研究でとりあげられた顔エクササイズの簡易版を実践するための解説が「Exercising Your Face」でみられます。

©2018 The New York Times News Service

[原文:Facial Exercises May Make You Look 3 Years Younger / 執筆: Gretchen Raynolds]

(抄訳:十河亜矢子)

MYLOHAS編集部

  • facebook
  • twitter
  • hatena

    Ranking

    1. ボール1個あればいい。お腹をへこます1分間エクササイズ

    2. 太る、太らないの境界線! 太りにくい食事時間の目安は最低○分

    3. クリーニングのプロに聞いた、脇汗の黄ばみをきれいに落とす方法

    4. アボカド好きに朗報!しっかり果肉が詰まったおいしいアボカドを選ぶ方法

    5. 「自然に痩せる体」を作るのは、あのビタミンだった!

    6. 冷蔵庫もテーブルもスッキリ。作り置きおかずの鮮度を保つ密閉ガラス容器【プレゼント】

    7. ジェニファー・ロペスも挑戦した、10日間で砂糖中毒から抜け出す方法

    8. 「背中が痛い!」それ、実は重大な問題かも。医師の診察を受けるべきサイン

    9. 胃痛や腹痛を早く治す方法とは? マッサージやペパーミントが味方に

    10. その気持ち悪さ、8つの意外な原因のせいじゃない?

    1. 自信がないお尻が1分で変わる! ゆる関節ストレッチ術

    2. 「背中が痛い!」それ、実は重大な問題かも。医師の診察を受けるべきサイン

    3. アボカド好きに朗報!しっかり果肉が詰まったおいしいアボカドを選ぶ方法

    4. その気持ち悪さ、8つの意外な原因のせいじゃない?

    5. 女医さんに聞く、デリケートゾーンのモヤモヤを吹き飛ばすヒント

    6. ジェニファー・ロペスも挑戦した、10日間で砂糖中毒から抜け出す方法

    7. 胃痛や腹痛を早く治す方法とは? マッサージやペパーミントが味方に

    8. むくみが気になるなら避けて。塩分を多く含む8つの食品

    9. 砂糖もバターも使わない! 食物繊維たっぷりなヘルシーブラウニー

    10. ごっそり髪が抜けた、トイレが近い...早めに検査すべき病気の兆候10

    1. 有酸素運動と筋トレのいいとこどり! 道具不要なトレーニング4つ

    2. 「背中が痛い!」それ、実は重大な問題かも。医師の診察を受けるべきサイン

    3. その気持ち悪さ、8つの意外な原因のせいじゃない?

    4. 胃痛や腹痛を早く治す方法とは? マッサージやペパーミントが味方に

    5. 鼻づまりを解消する、即効性のある3つの方法

    6. たっぷり寝たのに眠いのは? 女性に多い「睡眠障害」5つのタイプ

    7. 炭水化物は摂ってよし! ダイエットがきちんと続く1週間の食事パターン

    8. ただの腰痛と間違えやすい、気をつけたい6つの病気

    9. あー、鼻水がとまらない! そんなときはこの手をつかって

    10. 女医さんに聞く、デリケートゾーンのモヤモヤを吹き飛ばすヒント