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時間がとれないとき、睡眠or運動どちらが優先?

The New York Times

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Q. 仕事と育児があり、なかなか平日に運動の時間を取れません。できたとしても、早朝に限られることがほとんどです。健康のためには、平日の運動は諦めて8時間の睡眠を確保すべきでしょうか? それとも睡眠時間を1〜1.5時間削って早朝のワークアウトに充てるべきでしょうか?

寝不足が招く不調や病気

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A. ボストンのブリガム・アンド・ウィメンズ病院とハーバード大学医学大学院で睡眠を研究するチャールズ・チェイスラー医師は、いずれも「ひどい選択」だと言います。睡眠と運動はどちらも健康的なライフスタイルの重要な要素。なので、一方を優先して他方を犠牲にするべきではないそうです。

チェイスラー医師は、運動における睡眠の重要性を説いています。例えば、睡眠は怪我のリスクを減らし、運動後の筋肉の回復を助けてくれます。睡眠不足だと免疫機能が低下し、病気になりやすくなります。それでは、運動どころではありませんね。さらに、睡眠時間の減少は、体重増加や心疾患、糖尿病などの健康問題とも関連づけられています。もちろん運動の習慣は、質の高い眠りをもたらすなど、様々な効果があります。

睡眠を削っての運動は逆効果?

また、就寝時間が遅かったり、特に寝る前に明るい照明の下で電子機器を使ったりすると、概日リズム(いわゆる体内時計)を後ろ倒しにすることになる、とチェイスラー医師は指摘します。約8時間の睡眠が必要という事実は変わらないので、6時間半しか寝ないで運動するのは、「体内時計上の真夜中に運動しているのと本質的に同じ」だと言います。

筋細胞にも概日リズムがあり、体内時計上の昼間の方が運動能力や回復能力が高いことがノースウェスタン大学の研究で示されています。そのため、チェイスラー医師に言わせると「体内時計上の夜中に起きて運動するのは逆効果」だとか。

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いわゆるエクササイズじゃなくても運動はできる

ミネソタ州ロチェスターの総合病院メイヨー・クリニックで認定健康アドバイザーを務めるデジレー・アーレンズさんによると、時間がない人でも、スポーツジムや運動のクラスに行かずに日中に運動の機会を設けることは可能だそうです。

例えば、自宅の階段を駆け上るだけでも、ジムのステアクライマーを使うのと同じ運動量だと言います。また、ワークアウトを小分けにし、1日の中で少しずつこなしていくという手もあります。「自由な発想で運動して」とアーレンズさん。

運動できない時期もある、と開き直ってOK

小さい子どもがいる場合、「今は運動できる時期じゃない」と開き直っても構わないとアーレンズさんは言います。もう一生運動できない、と悲観する必要はありません。睡眠の確保と早朝の運動で迷ったら常識的に判断して、とアーレンズさんはアドバイスします。「運動する気はあっても、子どもの世話で夜中に三回起こされたのなら、寝てください」

© 2017 The New York Times News Service

[原文:Sleep vs. Exercise?/執筆:Karen Weintraub](翻訳:Ikuyo.W)

MYLOHAS編集部

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