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認知症対策!犬や猫もボケるの? 予防するにはどうしたらいい?

Rodale’s Organic Life 地球と人に優しいオーガニックスタイル

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ペットが年をとると、食欲があるかどうか、関節の調子はどうか、といった点に注意を払っている飼い主さんも多いでしょう。同じくらい大切なのが、脳の老化に注目することです。

ペットの「脳の健康」にいいこと3

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考えるだけでも辛いことですが、犬や猫の認知症あるいは認知機能障害は実際に起こりますし、しかも思っているよりも一般的。11歳から12歳の犬の30%近くが認知機能障害の兆候を少なくとも一つは示し、11歳から15歳の猫の55%が認知症になっています。犬や猫が年をとればとるほど、リスクも高くなっていくのです。

では、どのように発症するのでしょうか? 人間の認知症と同じように、犬猫の認知機能障害は脳内に有害な班ができ、神経伝達物質が減少することで起こると考えられています。どちらも認知機能に影響を及ぼす要因と説明するのは、Boulder Holistic Vetのアンジー・クラウス博士(獣医師、認定獣医鍼灸師、理学療法士)です。

「飼っている犬や猫に症状が現れるかどうかは遺伝的なもの」と述べるのはニューヨークにあるAnimal Acupunctureのレイチェル・バラック博士(獣医師、認定獣医鍼灸師、認定漢方獣医師)。よいニュースとしては、人間と同様、ペットのライフスタイルを変えることが脳の健康を保つのに役立つということ。

そこで、飼い主にもできる3つのシンプルな方法をご紹介します。

01.運動を優先する

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定期的な運動がペットの健康状態を全体的に向上させることは言うまでもありません。また運動は脳の血行をよくし、1日中ソファで寝そべっているのにくらべて刺激を与えます。どちらも脳の健康にとっては重要です(クラウス博士)。

とはいえ、一日中走り回らせる必要はありません。カリフォルニア大学の研究によれば、犬の場合、1日あたり20分の散歩で脳の健康が促進されるとのこと。猫はリードをつけて散歩させるわけにはいかないかもしれませんが、なるべく動くように仕向けることはできるはず。キャットタワーを設置したり、レーザーや猫じゃらしを使ったりして遊ばせましょう

02.興味をもたせる

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犬や猫が精神的に刺激を受けるような、いままでやったことのないことをさせるのも脳の状態を良好に保つ秘訣だとバラック博士もクラウス博士も指摘しています。定期的に新しいおもちゃで遊んだり、フードをいつものお皿に入れて与えるのではなく、探しながら食べる「フードパズル」を活用したりしてもよいでしょう。

新しいものに触れさせるのもおすすめ。これまでと違う景色を眺められるように、いつもと違う窓のそばに猫のための場所をつくってあげる、散歩の道を変えてみる、あるいは他の犬と交流できるように定期的にドッグパークに連れていくなど、「精神的な刺激をたくさん受けられるような健康的な環境を作ってあげるとよいですね」(バラック博士)

愛情も軽視しないでください。「飼い主の愛情は、間違いなくペットの心に刺激を与え、ペットを幸せな気持ちにします」とバラック博士。あごの下やお腹をなでるのに、数分余計に時間をかけてみて。犬にマッサージをするのもいいかもしれません。運動と同じく、マッサージは脳への血行をよくするとクラウス博士は述べています。

03.脳の働きをよくするフードを与える

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新鮮なフルーツや野菜(ベリーや葉物野菜、サツマイモ、ニンジンなど)を多く与えましょう。脳の健康を促進すると考えられている抗酸化物質が豊富に含まれています(クラウス博士)。ただし、ブドウ、レーズン、タマネギ、ニンニク、チョコレート、糖アルコール・キシリトールが含まれている食品など、犬や猫にとって毒となるものは絶対に与えないこと。

メンタルヘルスを考慮した市販のペットフードも選択肢としてはよいでしょう。脳をサポートする抗酸化物質、ビタミンCやE、セレン、βカロテン、カルニチン、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています(バラック博士)。

サプリメントも役立つ場合があります。魚油に含まれるオメガ3脂肪酸は抗炎症作用があると考えられており、クルクミン(ターメリックの主要成分)は脳内に班の形成を予防する役割を果たすのではないかといわれています(クラウス博士)。効果的な漢方薬もありますが、自分のペットにはどの薬が適しているのかについては、経験のある獣医師によく相談してください(バラック博士)。

注意すべき兆候

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残念なことに、認知機能障害を確実に予防することはできません。飼い主がどんなに努力をしても、犬や猫が精神的にも弱っていくことはじゅうぶんにありえることです。次の兆候によく注意しましょう。

+ よく知っている場所で迷うなど、混乱したり方向感覚が失われたりする

+ 部屋の中を徘徊するといった、不安や落ち着きのない行為

+ 名前を読んでも来ないなど、以前できたことを無視する

+ 家の中や、トイレ以外の場所で粗相をする

+ 毛づくろいや体を舐める行為が過剰になる。あるいは猫の場合は毛づくろいをしなくなる

+ 食欲や睡眠のパターンが変化する

+ 社会的な行動が変化する。ふれあいに興味をなくす、あるいは依存心が過剰になる

飼っている犬や猫に認知症の症状があらわれたら、かかりつけの獣医師に相談してください。インターネットで見つかるような自己診断は、常に正確とは限りません。また、自分のペットの症状が他の原因によるかもしれない可能性を除外するのも重要です(クラウス博士)。

かかりつけの獣医師なら、食事を変えたり、日課や遊び、運動を継続したり、鍼などの他の治療法を検討したりといった、できるだけあなたのペットが幸せで心地よく暮らしていけるプランを見つけるのを手助けしてくれるはずです(バラック博士)。

Marygrace Taylor / Even Dogs And Cats Can Get Dementia—Here’s How To Help Prevent It

訳/Maya A. Kishida

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