お刺身で食べても焼いてみても美味しく、魚介類の中でも人気のあるほたて。うまみとともにタウリンや亜鉛などミネラルも豊富な栄養の面でも魅力な食材です。
箸が止まらない、中華風ほたてのオイル漬け
ほたてをさらに美味しく、長く楽しみたい時におすすめなレシピがFOODIEにありました。伊勢丹新宿店の魚のプロ<東信水産>の上條八千代シェフが作るのは中華風のほたてのオイル漬け。お酒にあてにもぴったりなレシピです。
うまみがたっぷり!「ほたてのオイル漬け」レシピ
<材料>(作りやすい分量)
・ボイルほたて 20粒(約250g)
・あれば干しえび 5g(少量の水に浸けてもどし、粗みじん切りにしたあとフライパンでから煎りにする)
・にんにく 2かけ(半分に切って芽をとり、包丁の腹でつぶす)
・赤唐辛子の小口切り 1~2本分
<合わせ調味料>
・オイスターソース 大さじ1
・日本酒 大さじ1 ※紹興酒でも可
・しょうがの絞り汁 小さじ1
ごま油、サラダ゙油 各適量
<作り方>
1.ほたては両面に焼き目をつけて、水分を飛ばす
フライパンにサラダ油少々を中火で熱し、ほたてを並べて両面に焼き色(上写真)がつくまでしっかりと焼く。
2.合わせ調味料を加える
ほたてに焼き色がついたら、余分な水分はペーパータオルでふき取ってから、<合わせ調味料>をまわし入れ、たれを煮詰めながら全体にからめる。たれがほぼなくなって照りが出てきたら、火を止める。
3.保存容器に干しえび、赤唐辛子を入れてオイルを注ぎ、ほたてを漬ける。
煮沸消毒した保存ビンに干しえび、赤唐辛子を入れ、サラダ油とごま油を3:1など、好みの割合で保存ビンの半分まで注ぎ、軽く混ぜる。
ほたてを加え、干しえびや赤唐辛子が全体に行き渡るように混ぜる。にんにくを加え、仕上げにほたてがかぶるくらいオイルを足し入れ、ひと晩以上漬けてなじませる。
(FOODIEより引用)
最大のポイントは、ほたての水分をしっかり飛ばすこと。ごま油は商品によってコクが異なるので油の割合はお好みで調節すると良いそう。生のほたてではなくボイルを使うのは水分が抜けているのでうまみが強く、調味料が入りやすいので加熱調理に向いているのだとか。身のプリッとした部分とひものコリコリした食感の両方が楽しめますね。
オイスターソースのコクと、ごま油の香りが食欲をそそってご飯が進み過ぎてしまいそう。保存は冷蔵庫で一週間。一晩経てばおいしくいただけます。
そのままだけでなく、チャーハンやパスタに加えても美味しそう。たくさん作りおきして、いろんな料理を楽しみたいですね。
[FOODIE]