スーパーフードやローフードをこよなく愛し、食にこだわるモデル・Kelly(ケリー)の日常ごはん連載。今回のワンプレートは、テレビにも登場したヘルシーハンバーグ。ハンバーグなのに、ヘルシーな理由は?
罪悪感なしでヘルシーボディに。筋力アップできるKellyごはんとは
この3年で筋肉量が3kgは増えました。20代の若い頃は「食べたら太る」という罪悪感に苦しみながら、食べる量を減らして、いわゆるガリガリのときも。あの頃に比べて今は、ほどよく筋肉がついて、肌もむしろキレイとほめられます。
「体をつくる食事」をしっかりとるようになった成果。その基本は「タンパク質」を毎日きちんととることです。肉や魚に加え、このタンパク質の強化に私がよく使うスーパーフードが「キヌア」です。
テレビでも紹介したヘルシーハンバーグのレシピを公開します!
こちらは、1月放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演した際、ご紹介したハンバーグ。MCの今田耕司さんが肉料理好きということで作ったところ、レシピを知りたいという声をたくさんいただきました!
肉は脂肪の少ない牛赤身ひき肉を通常のハンバーグの半量程度使い、代わりにキヌアとひよこ豆の粉末を加えて、植物性タンパク質をしっかり強化します。1品でタンパク質だけでなく、食物繊維やミネラルもしっかり補えるのがポイント。家ではノンフライヤーで調理しますがオーブンでも、手軽なフライパンで作ってもカリッと香ばしく焼けます。体を鍛えている人、そしてハンバーグが大好物な彼とのディナーにもおすすめですよ。
Kelly流 キヌアと牛ひき肉のヘルシーハンバーグ
<材料> 2人分
- 牛ひき肉(赤身) 200g
- キヌア(水でもどす) 1/2カップ
- ひよこ豆粉末 大さじ2
- 玉ねぎ(みじん切り) 1/4個分
- にんにく(すりおろし) 1片分
- 卵 1個
- スモークソルト 小さじ1
つけ合わせ
- レタス 適量
- アボカド(皮と種を除く) 1/2個
- トマト 1/2個
<作り方>
- ボウルにすべての材料(つけ合わせ以外)を入れ、粘りが出るまで手で練り混ぜる。
- (1)を4等分にし、手のひらに打ちつけて空気を抜きながら俵形にまとめる。上から軽く押しつぶし、形を整える。
- フライパン(フッ素樹脂加工)を中火で熱し、(2)を並べ入れる。焼き色がついたら裏返し、弱火にしてふたをし、10分ほど蒸し焼きにする。 ※フライパンにより、焦げやすい場合は油を適量をひいて焼く。
- つけ合わせのレタスは手でちぎり、アボカドとトマトは薄切りにする。器に彩りよく盛り、ハンバーグを盛りつける。
Kelly’s ワンポイント
「キヌア」は完全食ともいわれるほど、栄養バランスに優れた雑穀。炭水化物が少なく、必須アミノ酸が多い良質なタンパク質がとれ、マグネシウムや鉄分などのミネラルが、白米の何倍も含まれています。水に浸してもどしてから使ってください。ひよこ豆の粉末とともに、最近はスーパーでも手に入ります。ノンフライヤーで作ると、さらにふわっとやわらかな口あたりに仕上がりますよ。ノンフライヤー(またはオーブン)で焼く場合は、180℃で15分を目安に加熱してください。
Kelly流 キヌアと牛ひき肉のヘルシーハンバーグ完成!
次回もタンパク源にひき肉を活用。マクロビ視点の中華風豆乳スープボウルをご紹介します。
撮影 島村緑 / 取材・文 山崎さちこ(シェルト*ゴ)