1. Home
  2. STYLE
  3. 幻の染料「気仙沼ブルー」で作られるプロダクト

幻の染料「気仙沼ブルー」で作られるプロダクト

2,465

人類最古の染料といわれている「」。何世紀ものあいだ世界中の人々のこころを魅了し、生活を彩ってきた、自然の力が生み出す青の色です。サムライブルーという言葉に象徴されるように、わたしたち日本人は、衣類や小物を藍で染め、生活に密着した染料として大切にしてきました。

20180215_kesennuma-1

幻の染料で仕立てるインディゴ作品

20180215_kesennuma1

そのブルーに魅せられて、幻の染料と呼ばれていた「パステル」の栽培を日本で復活させた「インディゴ気仙沼」代表の染め師・藤村さやかさん。ヨーロッパの品種で、世界中で何世紀もの間、栽培や染色手法が断絶されていたパステルの復活を、クラウドファンディングで多くの支持者を集めて実現にこぎつけた、女性起業家でもあります。

20180215_kesennuma3-1

被災地・気仙沼にあらたな職をつくりたいと、現地の若いママたちが主体となって運営している「インディゴ気仙沼」。赤ちゃんの肌にも安心して使えるものをという願いがはじまりで、100%天然素材のみで仕立てているインディゴ作品は、その安全性と深みのある色合いが、幅広いユーザーに人気です。注文してから染め上げて納品のため、2〜3週間かかるという、オーダーメイド感も魅力。

気仙沼の土地が育む大人の青み

20180215_kesennuma2

藤村さんが、パステルに注目したのは、現在日本で主流として栽培されているタデ藍よりも、東北の寒冷な気候で向いていたことからでした。調べていくうちに、かつてアイヌ民族が装束の染色に使用していたり、日本列島北部にも歴史的背景があることがわかっていき、パステルとの出会いに運命的なものを感じ、引き込まれていきます。

20180215_kesennuma4


トゥールーズから貴重な種子を譲り受け、気仙沼の農家の協力を得て収穫できたパステルは、染め重ねると、しずかな青味を帯びるのだそう。

「ワインは、同じ品種のブドウでも、テロワールによって色も香りも味も違ってきます。インディゴの葉っぱも農作物である以上、ワインのような捉え方ができるのではと思っています。日本の伝統工芸としての“藍”とはちがったブルーかもしれないけれども、このパステルこそ、気仙沼の土から取り出した、この土地ならではのブルー。夏らしい、ぱっと華やかな青ではなく、気仙沼の冬の海のような、渋みのある大人の青味です。どんな“気仙沼ブルー”がこの世に誕生するのか、楽しみにしています」と、藤村さん。

20180215_kesennuma5

美しいだけではなく、生地の抗菌性を増し、UVカット効果などの機能もプラスさせるインディゴ染め。昨年栽培されたものがお目見えするのは今春ということで、雪解けを待つように、待ち遠しいですね。

インディゴ気仙沼

似鳥よーこりん

  • facebook
  • twitter
  • hatena

    Ranking

    1. 年を重ねても衰えない肌と腹筋をキープする、シンプルな習慣

    2. 認知症を防ぐ! 脳神経外科医おすすめの食材と、生活改善ポイント4

    3. おいしいだけじゃない! しっかり栄養を摂れるメニューを食べてみた【前編】

    4. ダイエットにおすすめの「コーヒーを飲むタイミング」はいつ?

    5. 肺がんにならないために、今日からできること10

    6. 長引くと命にかかわることも。医師が教えるインフルエンザの合併症

    7. 自然にコレステロールを下げてくれる12の食品

    8. 「お菓子を食べたいけど、食べてはいけない」葛藤に勝つテクニック

    9. 咳と鼻づまりをやわらげる、自宅でできる対処法11

    10. パーソナルカラー業界に新風。家族に支えられた女性起業家の挑戦

    1. 肺がんにならないために、今日からできること10

    2. 認知症を防ぐ! 脳神経外科医おすすめの食材と、生活改善ポイント4

    3. ダイエットにおすすめの「コーヒーを飲むタイミング」はいつ?

    4. おからパウダーの効果は? おいしいダイエットレシピ3選

    5. 咳と鼻づまりをやわらげる、自宅でできる対処法11

    6. 【12月の新月】思いがけないひらめきが未来をひらく

    7. 自然にコレステロールを下げてくれる12の食品

    8. つるっとむけると気持ちいい! ゆで卵を確実&キレイにむく裏ワザ5つ

    9. 本当の聞き上手って? よりよい人間関係に欠かせない「共感力」

    10. 生理周期が変わった?更年期に訪れる閉経のサイン

    1. 女医さんに聞く、デリケートゾーンのモヤモヤを吹き飛ばすヒント

    2. 毎日ストレッチをすると、こんなすばらしいことが身体に起きます

    3. デートの相手がソシオパスだったら? はじめは魅力的な人に見えるかも。10の兆候

    4. 自然にコレステロールを下げてくれる12の食品

    5. 栄養士おすすめ。甘いもの好きも大満足の、血糖値を急上昇させないデザート6

    6. 栄養士も認める、低炭水化物ダイエットにおすすめの低糖質フルーツ10

    7. 糖尿病を予防する6つのヒント。リスクを上げる意外な習慣は?

    8. 貧血のとき、意外なNG食品ってなに?

    9. 早く体重を減らしたい! 新陳代謝UPのためのシンプルな方法

    10. 生理周期が変わった?更年期に訪れる閉経のサイン

    幻の染料「気仙沼ブルー」で作られるプロダクト

    FBからも最新情報をお届けします。

    Read More