1. Home
  2. STYLE
  3. 幻の染料「気仙沼ブルー」で作られるプロダクト

幻の染料「気仙沼ブルー」で作られるプロダクト

2,838

似鳥よーこりん

人類最古の染料といわれている「」。何世紀ものあいだ世界中の人々のこころを魅了し、生活を彩ってきた、自然の力が生み出す青の色です。サムライブルーという言葉に象徴されるように、わたしたち日本人は、衣類や小物を藍で染め、生活に密着した染料として大切にしてきました。

20180215_kesennuma-1

幻の染料で仕立てるインディゴ作品

20180215_kesennuma1

そのブルーに魅せられて、幻の染料と呼ばれていた「パステル」の栽培を日本で復活させた「インディゴ気仙沼」代表の染め師・藤村さやかさん。ヨーロッパの品種で、世界中で何世紀もの間、栽培や染色手法が断絶されていたパステルの復活を、クラウドファンディングで多くの支持者を集めて実現にこぎつけた、女性起業家でもあります。

20180215_kesennuma3-1

被災地・気仙沼にあらたな職をつくりたいと、現地の若いママたちが主体となって運営している「インディゴ気仙沼」。赤ちゃんの肌にも安心して使えるものをという願いがはじまりで、100%天然素材のみで仕立てているインディゴ作品は、その安全性と深みのある色合いが、幅広いユーザーに人気です。注文してから染め上げて納品のため、2〜3週間かかるという、オーダーメイド感も魅力。

気仙沼の土地が育む大人の青み

20180215_kesennuma2

藤村さんが、パステルに注目したのは、現在日本で主流として栽培されているタデ藍よりも、東北の寒冷な気候で向いていたことからでした。調べていくうちに、かつてアイヌ民族が装束の染色に使用していたり、日本列島北部にも歴史的背景があることがわかっていき、パステルとの出会いに運命的なものを感じ、引き込まれていきます。

20180215_kesennuma4


トゥールーズから貴重な種子を譲り受け、気仙沼の農家の協力を得て収穫できたパステルは、染め重ねると、しずかな青味を帯びるのだそう。

「ワインは、同じ品種のブドウでも、テロワールによって色も香りも味も違ってきます。インディゴの葉っぱも農作物である以上、ワインのような捉え方ができるのではと思っています。日本の伝統工芸としての“藍”とはちがったブルーかもしれないけれども、このパステルこそ、気仙沼の土から取り出した、この土地ならではのブルー。夏らしい、ぱっと華やかな青ではなく、気仙沼の冬の海のような、渋みのある大人の青味です。どんな“気仙沼ブルー”がこの世に誕生するのか、楽しみにしています」と、藤村さん。

20180215_kesennuma5

美しいだけではなく、生地の抗菌性を増し、UVカット効果などの機能もプラスさせるインディゴ染め。昨年栽培されたものがお目見えするのは今春ということで、雪解けを待つように、待ち遠しいですね。

インディゴ気仙沼

    specialbunner

    Ranking

    1. 魅力的だけど太りやすい「冬のごちそう」5選

    2. ランニングに「低負荷・多回数」の筋トレがいい理由

    3. やりすぎ厳禁!? トレーニングのしすぎがもたらす脳への影響

    4. 「外よりも、部屋干しの方が正解」と洗濯のプロ。臭わせないコツは?

    5. 洗ってないシーツはカビやダニの温床! ベストな洗濯頻度は月◯回?

    6. お腹とお尻のぜい肉を一度に取り除く! お尻で床をタッチする運動

    7. ストレスでゆらぐ肌をケア。ナチュラルスキンケアブランド【プレゼント】

    8. 脇腹の肉をつまめる人は、すぐにやるべき簡単エクササイズ

    9. 寒いのに、ひどく汗をかくのはなぜ? 医師が教える発汗の抑え方

    10. サプリメントを摂る必要は本当にあるの? 医師に聞きました

    1. 魅力的だけど太りやすい「冬のごちそう」5選

    2. 「羽毛ふとん肺」とは何か? だるい・息切れが治らないなら疑って

    3. 「外よりも、部屋干しの方が正解」と洗濯のプロ。臭わせないコツは?

    4. 飽きがちな筋トレが一気におもしろくなる! 横歩きプランク

    5. 「インフルエンザを甘くみてたら死にかけた!」壮絶すぎる体験談

    6. ランニングに「低負荷・多回数」の筋トレがいい理由

    7. 筋トレの王道「プランク」を飽きずに続ける工夫って?

    8. 脇腹の肉をつまめる人は、すぐにやるべき簡単エクササイズ

    9. もしかしてアルコール依存症? 飲みすぎをやめたい人におくる5つの話

    10. プロテイン入りの食品は本当に健康にいいの? 買う前に自問すべき3つの質問

    1. インフルエンザ予防接種を受けるべきか迷っています。医師の答えは...

    2. 女性も気をつけたい「お尻のがん」。異変を感じたらすべきことは?

    3. 魅力的だけど太りやすい「冬のごちそう」5選

    4. 「羽毛ふとん肺」とは何か? だるい・息切れが治らないなら疑って

    5. おならが出すぎていませんか?臭いおならは不調のサインかも...

    6. 1日1分腹筋を鍛えれば、30日で体型は変わります。そのメカニズムは?

    7. 晩秋の軽井沢で検証! アウトドアブランドではじめるおしゃれの冬支度

    8. 「外よりも、部屋干しの方が正解」と洗濯のプロ。臭わせないコツは?

    9. 「体脂肪」を本気で減らす3か条。減量外来ドクターに聞く

    10. 「ぎっくり腰」になったとき、すぐにやるべき対処法は?