1. Home
  2. EAT
  3. 糖質オフダイエットに向いている人とそうでない人の違い

糖質オフダイエットに向いている人とそうでない人の違い

ポジティブ栄養学

34,047

吉川圭美

すっかり市民権を得た感じのある糖質オフ(糖質制限)ダイエット。簡単に効果がでそうと一度は試したことがある人は多いと思いますが、なかには挫折した苦い経験を持つ人もいるはず。そんな、糖質オフダイエットに向いている人とそうでない人について、考えてみました。

糖質オフダイエット成功の鍵は、糖新生

糖質オフ・糖質制限

image via Shutterstock

ここで糖質オフ成功のキーとなる「糖新生」についておさらいをしてみましょう。体内で使われるエネルギー源には糖のほか、ケトン体という、脂肪が分解されてできるものがあります。ほとんどの細胞はどちらも使うことができますが、赤血球と肝臓の細胞だけは糖質しか使うことができません。

では、糖質オフの食生活により、体内の糖質が減ってしまったらどうするか。肝臓は、タンパク質から糖質を作り出し、血糖値を一定にキープしています。これが糖新生といわれる機能です。糖質オフを効果的に実践する場合、この機能をスムーズに行うことができるかどうかがポイントになります。例えばうまく糖新生が行われないのは以下のパターン。

01.栄養が不足している

糖新生を行うには、肝臓が健康であるのは大前提として、栄養が足りていることも欠かせません。たとえばビタミンB群やタンパク質といった栄養素。毎日のご飯でこれらが不足している人はあまり向いてないといえそうです。ビタミンB群やタンパク質は肉や魚に多く含まれているため、ベジタリアンの方は普段から不足していると考えられます。

02.血糖値の調節がうまくできない

さらに、血糖値のコントロール自体がうまくできないタイプも。副腎から出ているホルモン、コルチゾールは、ストレスの多い環境で分泌され、身体を守ってくれていますが、一方で下がった血糖値を上げる仕事もしています。ストレスの多い環境でコルチゾールをたくさん出していると、そのうち副腎が疲れ、コルチゾールがうまく出せないような状態に......。この状態で糖質オフダイエットを行ったとき、血糖値の調節がうまくいかなくなることも考えられます。ストレスの多いタイプは避けたほうがベターといえます。

03.カロリーを摂ることに抵抗がある

高カロリーな食事メニューに抵抗のあるタイプも。糖質を減らす代わりに脂やタンパク質をしっかりとるというのが糖質オフの基本的な考え方ですが、「ドレッシングはやっぱりノンオイル」「焼肉はカロリーが高いから食べない」と制限し過ぎてしまうと、エネルギー不足になってしまうことも考えられます。

糖質オフより、まずは栄養を満たすのが先決

20180209toushitsu_1

image via shutterstock

だからこそ、糖質オフダイエットをはじめるなら栄養を満たすのが先決。個人的には、糖質を減らすことにはメリットも多いと感じています。というのも、菓子パンやおにぎり、ラーメンなど、糖質の多い食事が基本、という人が本当に多いと感じるからです。

糖質を減らすことは、タンパク質やB群をはじめとするビタミン、ミネラルをしっかりとることにつながります。身体を作る材料や、エネルギー作りをスムーズにする栄養をしっかり入れることで、糖質のエネルギーもうまく使うことができます。

タンパク質やビタミン、ミネラルをしっかりとることは、長い目で見れば身体の土台をしっかりさせることにつながり、ひいては病気の予防、アンチエイジングにもつながっていくでしょう。

糖質ではなくタンパク質に注目

20180209toushitsu_2

image via shutterstock

注目すべきは糖質ではなくタンパク質。「ごはんを食べてもOK。ただし、おかずをしっかり食べたあとに」という風にすれば、比較的スムーズに進めることができるはずです。糖質の多い食材のなかでも雑穀やイモ類などは食物繊維も豊富なため、上手にとればよい腸内環境もキープできます。

食べるときもまず肉や魚から。ある程度お腹いっぱいになったら、次は野菜や海藻の番。ここまでくるとかなり満たされているので、ごはんは一口食べれば満足できます。

実は私も糖質オフに一度は挫折したひとり。でも、視点を変えることで結果的に糖質オフ生活にスイッチできています。ときには菓子パンやおにぎりを食べる日もありますが、日ごろ積み上げた土台があるので、体重の乱高下に悩むことも激減しました。

ちなみに、糖質オフと主食ばかりを抜いてしまう炭水化物オフとは似て非なるもの、というのは覚えて欲しいところです。炭水化物は、糖質と食物繊維の両方を合わせた総称。炭水化物を減らしてしまうと食物繊維も一緒に減らすことにつながり、腸内環境が乱れてしまうことも考えられます。

糖質オフを取り入れてはいけない人は?

20180209toushitsu_4

image via shutterstock

そして最後に糖質オフがNGの人についても挙げておきましょう。当たり前ですが、何かしらの不調で通院している人、とくに肝臓、腎臓にトラブルを抱えている人は×となります。肝臓はすでに説明したとおり糖新生にかかわってくるから。そして腎臓はタンパク質の代謝にかかわる臓器だから。そのほか糖尿病など何かしらの理由で通院している人も、必ずドクターに確認をとってからにしましょう。

目的は健康的にウエイトコントロールをすることもし興味があるなら、身体の調子を見つつ、栄養を満たしつつ、できるところから少しずつ取り入れてはいかがでしょう。

ポジティブ栄養学をもっと読む>>

    specialbanner

    Ranking

    1. お尻を持ち上げるだけ。コアを鍛える寝たままエクササイズ

    2. 美容好きも注目! 福本敦子さんの「自分を慈しむ」暮らしのヒント3つ

    3. 週3回以上緑茶を飲む人は、◯◯のリスクが低かった!

    4. 外出禁止になったら運動はどうする? アメリカの事情を聞いた

    5. 高タンパク質で低炭水化物なおかず6選。体脂肪と体重を減らせる!

    6. 気づかないうちに進行する「高血圧」。要因と正常に戻す方法は?

    7. すきま時間で猫背を改善。−5歳の後ろ姿をつくる、簡単筋トレ

    8. ぜい肉を振り落とせ! 家で運動不足を解消できるエクササイズDVD6つ

    9. 自分をダメにする悪習慣から抜け出そう! すぐできる89の方法

    10. がんリスクを下げる食材がずらり集合! 3月の人気記事ランキングTOP10

    1. 高タンパク質で低炭水化物なおかず6選。体脂肪と体重を減らせる!

    2. 花粉症対策は食事から!? かゆみに良い食材と悪い食材3つ

    3. ダイエットの神降臨。やせない人がまずやるべき超簡単な方法

    4. 気づかないうちに進行する「高血圧」。要因と正常に戻す方法は?

    5. デート中にも潜むデリケートゾーン問題。私がもじもじしていた本当のワケ

    6. 週3回以上緑茶を飲む人は、◯◯のリスクが低かった!

    7. 自分をダメにする悪習慣から抜け出そう! すぐできる89の方法

    8. 太ってきたときの炭水化物との付き合い方。お米・パン・麺はどう選ぶ?

    9. もう便秘で悩まない! 爽快なお通じのコツとは?

    10. ダイエット中でもお腹が空きにくい「高タンパク質低炭水化物」おかず5選

    1. 乳がんを克服したと思ったら、ステージ4で再発。有名女優が告白

    2. 花粉症対策は食事から!? かゆみに良い食材と悪い食材3つ

    3. 「オメガ3系脂肪酸」は青魚だけじゃない!意外な●●で摂取できる!?

    4. 意外とやっている睡眠のNG習慣。6時間睡眠は脳の老化を速める?

    5. がん予防に摂りたいフルーツ&飲み物9選。緑茶やコーヒーはどうなの?

    6. 片づけられない人に共通する心理。汚部屋と心はつながっている!?

    7. デート中にも潜むデリケートゾーン問題。私がもじもじしていた本当のワケ

    8. 首が、肩がかたまったなら! 最強の肩こりストレッチ4選

    9. 意外と知らないリップメイク術。3つのコツで簡単攻略!

    10. ダイエット中でもお腹が空きにくい「高タンパク質低炭水化物」おかず5選

    Horoscope

    LUAの12星座占い

    毎週月曜日更新中!

    マーキュリー占星術

    毎月25日に更新中

    キャメレオン竹田の占い

    今年の運勢を公開中

    プレゼント応募やおすすめ情報をGET!メルマガ会員登録はこちら

    Prevention