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冬至の日からの過ごし方:カボチャを食べて柚子湯に入り、運気アップの日を有効に過ごすには?

暮らしに活かす二十四節気

冬至の日からの過ごし方:カボチャを食べて柚子湯に入り、運気アップの日を有効に過ごすには?

地球は、太陽の周りを約365日かけて1周しています。その出発点は「春分」です。春分をスタートした地球は、ちょうど今日、太陽の周りを4分の3周したところ。こうして地球と太陽の関係が270度になるときが「冬至」です。

暮らしに活かす二十四節気「冬至」の過ごし方

「冬至(とうじ)」・毎年12月22日頃・太陽と地球の関係:270度

今日(2017年12月22日)は、二十四節気の「冬至」です。北半球では正午の太陽の高さが1年のうちでもっとも低くなり、昼がいちばん短い日。この日を境に昼間の時間が少しずつ長くなっていくことから、冬至は太陽が復活して自然界の生命力が回復する節目とされています。とはいえ、冬の厳しい寒さはこれからが本番。そのため、日本では健康を気遣う風習が親しまれています。それでは代表的なものをご紹介しましょう。

柚子(ゆず)湯に入る

冬至の日に柚子湯に入ると風邪をひかないといわれています。また、入浴することで体を清める「禊ぎ(みそぎ)」の意味も込められています。

コンニャクを食べる

食物繊維が豊富なコンニャクには整腸作用があるため、「体の砂をはらう」とされていました。一年が終わる前に家の中を大掃除するように、冬至にはコンニャクを食べて体もきれいにしようというわけです。

カボチャ(南瓜)を食べる

冬至にカボチャを食べると、風邪をひかないと伝えられています。昔は、夏から秋にかけて収穫したカボチャを保存しておき、冬になると神様にお供えをして、その後に食べたのだそう。そうやって、野菜が不足しがちな冬にビタミンやミネラルなどの栄養分を取り入れていました。

小豆粥を食べる

昔から小豆の赤色は魔除けの色とされ、邪気を払うと考えられていました。小豆粥を食べることで、体の内側から悪い気を追い払います。小豆粥のかわりにお赤飯を食べる地域もあります。

どの風習も、季節の養生に通じると同時に、穢れのない体で新年を迎えるための準備ともいえます。ハードルも高くないので、自分のライフスタイルに合いそうなものを、ひとつ試してみてはいかがでしょう。

運気が上昇する冬至に、さらに運を呼び込む方法

太陽の力がよみがえる冬至には、「一陽来復(いちようらいふく)」といって「悪いことばかりが続いていたのが、ようやく善い方に向いてくる」という意味もあります。冬至は、運気が上昇に転じる縁起のいい日なのです。

また、冬至の日に「ん」のつく物を食べると、運を呼び込むといわれています。例えば、なんきん(かぼちゃ)・にんじん・れんこん・ぎんなん・きんかん・かんてん・うんどん(うどん)など。どの食材も、スーパーなどで手に入る身近なものばかりですね。調理していただけば、新年に使う分の運を、体に中にたっぷりとたくわえられるかもしれません。

冬至の日は、昔から伝わる風習を実践して、太陽の復活とともに自分もリフレッシュ! 健やかな体と清らかな心で、どうかよいお年をお迎えください。

次に巡ってくる二十四節気は、「小寒(2018年1月5日)」です。

イラスト・カイフチエリ

>>暮らしに活かす二十四節気をもっと読みたい

景山えりか

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