最近よく耳にする腸内フローラ(腸内細菌叢/ちょうないさいきんそう)という言葉。聞いたところはあるけれどよく知らないなら、今から意識してみるといいでしょう。

腸内フローラって何?

腸内フローラとは、腸内にもともと住み着いている細菌のこと。最近の研究では、腸内フローラを整えると体調はもとより、気分にまでよい影響がでてくることがわかっています。

腸に棲みついている細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3タイプあり、そのうち日和見菌は環境の変化や食生活、ストレス、加齢などによって善玉菌に加勢したり、悪玉菌に加担したり常に変動しているもの。健康なときは悪さをしないけれど、カラダが弱っていたり、食生活が乱れていたりすると悪さを働く日和見菌も多く存在するので、それぞれのバランスをとることが重要になります。

善玉菌を活発にする食物繊維を摂ろう

日和見菌の活動に影響を与えているのは食事。善玉菌の大好物、水溶性の食物繊維をたくさん摂ると悪玉菌を減少させ、善玉菌が活発になり、日和見菌も善玉菌を応援するそうです。今回ご紹介するココヨーグルトパフェは、食物繊維と発酵食品を同時に摂ることができ、腸活にもぴったり。簡単に作れるレシピをご紹介します。

手作りフルーツグラノーラの作り方

171208_fruit_1.jpg<材料>

お好みのナッツやスーパーフード(ヘンプシードナッツ、チアシード、松の実、ビーポーレン、カカオニブなど)
お好みのドライフルーツ(クコの実、マルベリー、干しブドウなど)
お好みのフルーツ(ザクロ、イチゴ、リンゴ、バナナなど)
ココナッツフレーク 
非加熱のハチミツ グラノーラ1カップに対して大さじ1

<作り方>

材料を合わせ、ハチミツを加えてよく混ぜる。

手持ちの食材を混ぜ合わせればでき上がる、とっても簡単なフルーツグラノーラ。食物繊維豊富なチアシードやココナッツフレーク、微量栄養素が含まれ美容効果も高いビーポーレンや非加熱のハチミツを加えれば、お腹にもお肌にもうれしいグラノーラになります。フルーツの甘さとカカオニブのほろ苦さは相性◎。味が引き締まって高級感のあるグラノーラになりますので、ぜひ加えてみてください。

ココヨーグルトのフルーツグラノーラパフェの作り方

<材料>

ココヨーグルト(11月のレシピ参照>>
フルーツグラノーラ(上記のレシピ)
お好みのフルーツ

<作り方>

フルーツグラノーラ、ココヨーグルト、フルーツを層にして器に盛り付ける。

たっぷりのフルーツとスーパーフード、そしてココヨーグルトという発酵食品を組み合わせた、腸活にぜひおすすめしたいパフェ。

腸内フローラの状態は日々変化していますし、ちょうどよいバランスは人によって異なります。自分にとって最適な腸内フローラのバランスを日々保っていくべく、ココヨーグルトパフェで、おいしい腸活を!

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(写真・文・レシピ:福田カレン)

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