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今話題のデンマークの「ヒュッゲ」って何? 冬を幸せに過ごせる実践方法6

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今話題のデンマークの「ヒュッゲ」って何? 冬を幸せに過ごせる実践方法6

凍えそうな天気や、出勤時に外がまだ薄暗いという現実に文句を言いたくなったら、北欧デンマークのことを考えてみて。デンマークでは朝の8時40分くらいまで太陽は昇らず、午後3時30分にはすっかり日が沈んでしまいます。1月から2月は、温度計が氷点下を上回ることはめったにないのです。

冬が長くて厳しくつらいことを、デンマークの人たちはじゅうぶん承知しています。だからといって落ち込んだり、5カ月間の冬眠モードに入ったりはしません。そのかわり、デンマークには「ヒュッゲ」と呼ばれるものが存在するのです。

ヒュッゲとは何か?

ヒュッゲは、一言で訳すのは難しく、『考え方』に近いかもしれません。快適であたたかく、心地よく、元気を回復するあらゆるものがすべて含まれるのです。熱いバブルバスにゆっくり入ったときに、全身を包みこむ暖かいお湯のようなもの。あるいは、ホットサイダー(またはバーボン)のマグを片手に大好きな人たちと暖炉を囲むひとときに、世界中のすべてがうまくいっているような感じ。または、のどを鳴らして眠っている子猫をなでているときのちょっとした喜び。これらのすべてが「ヒュッゲ」なのです。

「日が短くて暗く、夜が長い期間、ヒュッゲには越冬に近い意味があります。スローダウンして、年が過ぎゆくままに任せ、お互いを思いやることでもあります」と語るのは、『はじめてのヒュッゲ~北欧の幸せな毎日のつくり方~』の著者ルイーザ・トムセン・ブリッツ。「豊かな精神生活でどんよりした日々を照らすという感覚に通じるのです

とはいえ、まだ暗いうちに起きなくて済むようになるとか、車から氷を落とすのに20分も費やさなくてすむようになるというわけではありません。でも、生活にヒュッゲを取り入れると、冬がただ単に死ぬほどうんざりする瞬間が永遠に続く季節ではないことに気づくでしょう。実際、冬はとてもすてきな季節なんですよ。では、どのようにヒュッゲを試したらよいのでしょうか。

生活にヒュッゲを取り入れる方法は?

01.スローダウンする

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トムセン・ブリッツいわく「ヒュッゲの秘訣は、日常生活のリズムに注意を払うこと」。TO DOリストを片付けていくことが一番のタスクになっているときには、実際には難しいはず。次から次へと忙しくこなすのではなく、本当に自分を心地よく、リラックスさせてくれるものについて、立ち止まって考えてみませんか。そうしたことをもっと生活に取り入れるにはどうしたらよいでしょう。今朝はジムを休むことを自分に許し、家族と一緒に朝ごはんを食べてみては? 夜、メールに返信するのをやめて、丸まって本や雑誌を読んでもいいですね。だいたいどんな感じか伝わるでしょうか。

02.あたたかい輪をつくる

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キャンドルの光や、ぴかぴか光るイルミネーション、あるいは燃える炎の暖かさで、寒さや暗闇に立ちむかうことができるし、そうすべきです。でも、冬に気持ちを前向きに保ちつづけるのは、心をあたたかくすることでもあるのです。家族で映画鑑賞をする夜にみんなでソファに集まったり、毛布でつくったテントの中で懐中電灯を照らしながら子どもと一緒に本を読んだり、友だちとレストランで会うのをやめて、チリやスパゲッティといったおうちでの簡単な食事に招待したり。「ヒュッゲはつながることでもあるのです」とトムセン・ブリッツは言います。「だれでも心から受け入れる気持ちで集うときはいつでもつながっていきます」。

03.ほっとくつろぐ

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吹きつける風や身を切るような寒さはカラダ的にも不快で、灰色に覆われた世界を歩きまわると心の底から憂鬱(ゆううつ)になります。そこで、そうしたあらゆる不愉快な感覚の埋めあわせとなるような、ちょっとした方法を探しましょう。ふわふわのやわらかいセーターを着る、キッチンテーブルにオレンジやレモンを入れた華やかなボウルを飾ってみる、料理をする間にTVをつけっぱなしにするのではなく、心地よいオールド・ジャズをかけてみる。そうしたことで気分は変わります。

04.ささやかなことを大切にする

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ゆっくりと朝のコーヒーをいれる、通勤時間にポッドキャストを聞く、仕事から帰ったら履き古したウールのスリッパに履き替える......だれにもこうしたお気に入りの習慣があります。これらの習慣は些細なことですが、心が安らぎ、気分が落ち着いて自分を大事にする感覚を得るのに役立つ、とトムセン・ブリッツは言います。ですから冬の間はこうした習慣を忘れないように、いっそう注意を払いましょう。

05.季節を満喫する

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ホリデーシーズンの間は、冬が大好きになることは簡単です。でも、華やかな飾りが取り払われてしまうと、わびしいことになりがち。ただしそれも気の持ちようです。「ヒュッゲで冬に立ち向かうのではなく、冬のよいところを利用するのです」とトムセン・ブリッツは言っています。1月から3月を、乗り越えないといけない暗い月と考えるのをやめて、見方を変えてみましょう。冬は最悪ともいえるけれど、ペースを落として充電する機会にもなるし、ほかの季節にはお呼びでない、とってもあたたかいものをじっくり味わうこともできるんですよ(ホットチョコレートに、自家製のマシュマロなんていかがですか?)

06.永遠に続くのではないことを知る

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冬に対して、楽天的で望ましいとすらいえる姿勢に、『冬はいずれ終わる、ということを忘れない』というのがあります(たしかに大気の極循環は嫌なものですが、世界が終わるわけではありません)。半年後に、家の外に一歩踏み出したとたんに熱気に包まれる季節になったとき、大吹雪が懐かしくなって「あれはけっこうよかったんじゃない?」と実際思ったりするかもしれませんよ。

Marygrace Taylor / 6 Ways To Embrace Hygge, The Danish Secret To Staying Happy During Winter

訳 / Maya A. Kishida

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