1. Home
  2. EAT
  3. カフェインを活かして健康的にコーヒーを飲むコツ【ポジティブ栄養学】

カフェインを活かして健康的にコーヒーを飲むコツ【ポジティブ栄養学】

ポジティブ栄養学

3,327

吉川圭美

カフェインを活かして健康的にコーヒーを飲むコツ【ポジティブ栄養学】

コーヒーのおいしい季節になりました。一口すすると、あたたかさとともにホッとした気持ちになります。というと「私もコーヒーが手放せない」「一日じゅう飲んでいる」という声もあがるかもしれません。

でもちょっと待って。それは単なるコーヒー好きとはちょっと違うかもしれません。もしかしたら、副腎がお疲れのサインを出している、という場合も......。

副腎を刺激しコルチゾールを出すようはたらくカフェイン

二つの腎臓のうえにある、ぶどうぐらいの大きさの副腎。ここからはさまざまな種類のホルモンを分泌しています。その数50種類以上。なかでも注目したいのがストレスと対抗するためのホルモン、コルチゾールです。

コルチゾールはストレスを感じるたびに、血圧や血糖値、神経作用などを調整、全身を守るためにはたらきます。また、脂肪をエネルギーとして使えるようにしたり、傷ついた細胞を修復できるようタンパク質を準備したり......。

上司にキツいことを言われたり、彼とうまくいかなかったりという精神的なことをはじめ、多すぎるお酒やタバコ、寒さや暑さ、身体の不調など私たちの周りにはストレスが溢れています。コルチゾールはこうしたストレスから身を守ってくれているのです。しかしストレスが多すぎると、副腎が疲れてしまい、いつしかキャパオーバーに。ホルモンの分泌が減ってしまうこともあります。

じつはコーヒーに含まれるカフェインは、副腎を刺激してコルチゾールを出すようはたらきます。コーヒーを飲むと元気が出るように感じるのはそのせい。しかしカフェインが切れるとともにコルチゾールの分泌も減り、そのあとはどっと疲れが。副腎もぐったりしてしまうのです。つまり、カフェインの力を借りてムリに元気を出している、という状態とも考えることができます。

副腎が疲れやすいのは、頑張り屋さんや完璧主義の人、長時間働いている人など。日ごろから副腎を酷使していると、本当に必要なときにホルモンが出にくくなってしまい、仕事に行けない、なんてこともあるから気になります。

身体の状態に合わせ、コーヒーとうまく付き合う

私もかつては、一日に何杯もコーヒーを飲みながら、疲れた疲れたとぼやいていたひとりです。ベッドに入ると、頭も身体は疲れているのになぜか頭は覚醒してしまい、翌朝にはますますだるくなり......。そこでカフェインを減らすことにしました。

最初に決めたのは、コーヒーを惰性で飲むのはやめること。それまでは水が飲みたいときもコーヒーに手を伸ばしていましたが、そういうのは一旦ストップ。本当に飲みたいときだけ、一日一杯、を心がけるようにしました。それ以外は水や麦茶などのドリンクにしています。コーヒーを飲む前には「いま本当に飲みたい? 」と問いかけてから。一層、コーヒーがおいしく感じられるようになりました。

打ち合わせが長引きそうなときはカフェラテにしたり、デカフェを利用したり、お店おすすめのハーブティがあれば積極的にチョイスしたり。さらに、一気に飲んでしまうアイスコーヒーではなく、少しずつ楽しめるホットコーヒーを選ぶようにしています。

ちなみに砂糖は入れません。糖質をとることで急激に血糖値が上がりますが、これを一定にするためにコルチゾールの力が必要になります。つまり、コルチゾールのムダ使いになってしまうからです。

さらにタンパク質やビタミンB群などの栄養をとるため、肉や魚のおかずをしっかり食べるようにしました。いまではベッドに入ったらスッと眠りにつけるようになり、以前のようなだるさは減ってきています。無性に朝のコーヒーが飲みたくなるときもありますが、ストレスが増えているサインが出ている、と受け止め、お風呂にアロマを取り入れたり、早く眠るようにしています。

大好きなコーヒーですが、いつも心地よくスッキリした身体でもいたいのも本音。疲れ果てた状態では何をやっても楽しくありませんよね。この秋も、コーヒーともうまく付き合っていきたいと思っているところです。

ポジティブ栄養学をもっと読む>>

image via Shutterstock

    Ranking

    1. 吹き出物だと思っていたら...まさかの「皮膚がん」! 見分け方は?

    2. 無視してはいけない5つの虫さされ......場合によっては病院で診てもらいましょう

    3. 朝起きたときが一番疲れてる...。医師が教える「朝バテ」解消法4つ

    4. ぐっすり眠れるヒントは「食物繊維」にあり?

    5. 「背中が痛い!」それ、実は重大な問題かも。医師の診察を受けるべきサイン

    6. 胃痛や腹痛を早く治す方法とは? マッサージやペパーミントが味方に

    7. その気持ち悪さ、8つの意外な原因のせいじゃない?

    8. ただの腰痛と間違えやすい、気をつけたい6つの病気

    9. 眠れない夜にサヨナラ。すぐに眠れる、とっておきの16の方法

    10. 自然にコレステロールを下げてくれる12の食品

    1. 無視してはいけない5つの虫さされ......場合によっては病院で診てもらいましょう

    2. 「背中が痛い!」それ、実は重大な問題かも。医師の診察を受けるべきサイン

    3. 健康のために避けたい調味料と保存食品は? 食のプロに聞きました

    4. 胃痛や腹痛を早く治す方法とは? マッサージやペパーミントが味方に

    5. その気持ち悪さ、8つの意外な原因のせいじゃない?

    6. 糖質やカロリーよりも気になる「お菓子とドリンク」の避けるべき成分

    7. ダイエット中のおやつに「飲むヨーグルト」。管理栄養士が飲むコツを伝授

    8. ただの腰痛と間違えやすい、気をつけたい6つの病気

    9. 吹き出物だと思っていたら...まさかの「皮膚がん」! 見分け方は?

    10. スクワットを制すれば、美尻と美脚が手に入る! 基本の7動作

    1. 無視してはいけない5つの虫さされ......場合によっては病院で診てもらいましょう

    2. 熱中症のサインは? 症状を見逃さないで! 予防と対策5つ

    3. 食の専門家が絶対に食べない9つの食品。マーガリン、全粒粉パンも...

    4. 「背中が痛い!」それ、実は重大な問題かも。医師の診察を受けるべきサイン

    5. 胃痛や腹痛を早く治す方法とは? マッサージやペパーミントが味方に

    6. その気持ち悪さ、8つの意外な原因のせいじゃない?

    7. ただの腰痛と間違えやすい、気をつけたい6つの病気

    8. 目覚めたら手に大ヤケド! 火事でも日焼けでもない、まさかの原因は?

    9. 眠れない夜にサヨナラ。すぐに眠れる、とっておきの16の方法

    10. 健康のために避けたい調味料と保存食品は? 食のプロに聞きました