雑誌などで見せるとびきりヘルシーな笑顔が印象的なモデル、ケリーさん。笑顔の源はカラダを動かすこと、そしてしっかりと食べることだそうです。スーパーフードマイスター&スポーツスーパーフードマイスターの資格を持つケリーさんならではの食へのこだわりやスーパーフードの魅力について、お話をうかがいました。

数々の失敗と経験を重ねて、たどりついた食生活

kelly_01.jpg14歳のときにブラジルから来日したケリーさん。翌年モデル事務所に所属しますが、「やせないと仕事は来ない」と厳しく指摘されてしまいます。何度も無理なダイエットを試み、そのたびに体調を壊してしまったとか。

「当時は何の知識も持っていなかったんです。ダイエットの失敗を通じて、運動と食事の大切さを知りました。今はかなり詳しくなりましたが、それでもトレーナーや栄養士のアドバイスを受けて、運動方法や食事の摂り方には気をつけています

10年前からキックボクシングとヨガを続け、最近ブラジリアン柔術を始めたばかり。週3~4回のワークアウトで目指すのは、筋肉があるしなやかなカラダづくり。

「知り合いに『運動は、運を動かすということだよ』と教えてもらって、すごく心に響いたんです。カラダを動かすことで気持ちは前向きになれるし、自分のことも好きになれる。だから今は"運動ができるカラダづくり"を最優先に、しなやかな筋肉がつくような食事を心がけています。好きなものを食べたいからカラダを動かす。動けるカラダでいたいから食べるものに気をつける。今はとってもいいサイクルができていると思います」

何にでもストイックになってしまいがちだというケリーさん。マクロビ、ローフード、ベジタリアンなどの食スタイルを徹底して取り入れていた時期もありました。でも筋肉をつけるためには、タンパク質や炭水化物なども含めたバランスのよい食事が大切だと思い、この1年ほどはお肉もごはんもしっかり食べているそうです。

毎日の食事に"ちょい足し"できる手軽さも人気

kelly_02.jpgケリーさんが毎日の食生活で役立てているのが、2013年に取得した「スーパーフードマイスター」と「スポーツスーパーフードマイスター」の資格。スーパーフードとは一般的に「栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品」と定義されていますが、その高い栄養価がドリンクやサラダ、スープなどに"ちょい足し"して摂れる手軽さも人気を後押ししています。

「毎日摂るのは、スピルニナ、カカオニブス、チアシードなど。朝はゴジベリー(クコの実)ジュースや、カカオニブをかけたヨーグルト、オートミールなど。仕事などで『今日はたくさん動く』という日の朝は、スピルリナパウダーを入れたオムレツやえごまオイルをかけたアボカドトーストなどをしっかり食べます。午前中にジムでワークアウトをしたあとのランチは、鶏肉、魚などのタンパク質と野菜、十六穀米を。夜は家で食べるときは軽めに済ませますが、スープなどにキヌアを入れると食感も楽しいですし、満足感も得られます」

自宅にはいろんなスーパーフードを揃えていて、サラダやスープ、ソースなど、つくる料理や体調によって使い分けしているケリーさん。冷蔵庫にあるものにスーパーフードをプラスしておいしくヘルシーに仕上げた料理は、「ケリー料理」と呼ばれていてお友だちの間でも好評なのだそう。

食べたいものを我慢するとストレスになりますし、長い間ごはんを食べないと筋肉が落ちたり"ドカ食い"につながったりするので、1日3食が基本。外食もお酒も楽しみますよ。ベジタリアンだった頃は私が食べられるものに友だちをつきあわせてしまって心苦しかったですが、今は何でも食べてみんなとの時間を満喫しています」

外食で楽しい時間を過ごしたら、「翌日にちょっと気をつければいい」とケリーさん。そこで活躍するのがスーパーフード。次の日にサラダやスープなどでスーパーフードを取り入れれば、外食のちょっとした後ろめたさはどこへやら。ストイックな健康志向の食生活のために取り入れるのではなく、豊かな時間を過ごし、自分らしくあるためにスーパーフードを活用してほしいとケリーさんは教えてくれました。

注目しているのは、韓国のスーパーフード

kelly_03.jpgここ1年ほどでさらに食生活を見直したケリーさんが、今注目しているのは韓国料理と韓国でよく食べられるヘルシー食材

「お肉も食べるようになりましたし、からい食べ物も好きなので、韓国料理屋さんにもよく行きます。韓国料理は野菜も多くてとてもヘルシー。薬膳料理も好きで、風邪を引いたときには参鶏湯(サムゲタン)をわざわざデリバリーしてもらうほど。ブラジルでも風邪を引くと鶏肉スープをつくってもらっていたことを思い出します」

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左/もち麦 500g(税込780円 信商事)、右/もち麦 400g(税込453円 ※通販サイトでは税込1,080円/1kgのみ販売 M&N Corporation)

ブラジルでは小さい頃からココナッツウォーターやアサイーをよく食べていたそう。スーパーフードは、昔からどの国にも身近にある「食の知恵」と言えるのかもしれません。

「韓国でも同じだと思います。なつめ、しょうが、松の実といった薬膳でよく使われる食材もスーパーフードと言えますよね。私が最近よく食べているのは、えごまオイル、えごまパウダー。あとはキヌアの代わりに使うもち麦もお気に入りのコリアン・スーパーフードです」

「えごまオイル」は、不足しがちなα-リノレン酸を効率良く摂れることで知られています。オメガ3脂肪酸は熱に弱いので、サラダやスープのほか、冷や奴にかけたりして食べるのもおすすめ。「ボトルに乾燥した唐辛子を丸ごと入れてチリオイルにしてもおいしい」とケリーさん。

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左/えごま油 110g(税込1,025円 天恵ジャパン)、中左/母心mosim生えごま油 110g(母心ジャパン)、中右/えごま油 180ml(税込1,620円 M&N Corporation *通販サイトでは税込3,000円/えごま油180ml × 2本、えごまパウダー100gのセット商品のみ販売)、右/えごまパウダー 100g(税込453円 M&N Corporation)

「何にでもかけちゃうほど好き」というほどケリーさんがハマっている「えごまパウダー」はえごまの種をすりつぶしたもので、α-リノレン酸はもちろん、食物繊維やミネラルも豊富。トッピングや和え物、焼き菓子と料理のジャンルを問わず、幅広く使えます。

また、「もち麦」は食感の良さはもちろん、水溶性食物繊維の豊富さも優れていますGIが低いので血糖値を上げにくく、コレステロールや糖質、脂質の吸収を抑える効果が期待されています。オートミールなどさまざまな麦類を食べてきたケリーさんは、スープに入れて食べるのが好き。

「炊いて冷凍しておくのもいいですが、忙しい女性が手軽に食べるなら、スープにして煮るのが手軽。塩で野菜のうまみを引き出したシンプルなスープに入れると、食感の変化と満腹感が得られますよ」

毎日の習慣にプラスして、なりたい自分を目指そう

ケリーさんが話してくれた、「ストイックな健康志向の食生活のために取り入れるのではなく、豊かな時間を過ごし、自分らしくあるためにスーパーフードを活用してほしい」という言葉。それをそのまま贈りたくなる動画を見つけました。

【あらすじ】

仕事終わり、いつものように友だちと食事をしながら楽しい時間を過ごした女性。帰宅し、ふと鏡を見ると映っていたのは肌荒れした自分。「外食が続いているからかな」というため息まで聞こえそうな表情です。そこで、韓国女性の美と健康を支えるえごまオイルやもち麦を取り入れた朝食を習慣にしてみたところ――

「30代になって、なりたい自分が見えてきました。理想的な毎日を送れるように、自分の時間を上手に使えるような女性になりたい。そのためにも、手軽に確かな栄養価が得られるスーパーフードを取り入れた今の食習慣はずっと続くでしょうね」

海外のモデルやセレブが取り入れていると聞くと、どこか縁遠いイメージを抱いてしまいがちなスーパーフード。でも実は身近で気軽に手にとれる食品であることがわかりました。忙しくて特別なことはできないけれど、毎日の習慣にプラスアルファして取り入れることができるスーパーフードを味方につけて、"なりたい自分"を目指してみたいですね。

韓国農水産食品流通公社

kelly_profile.jpgケリーさん

ブラジル・サンパウロ出身。 健康的な明るさが魅力のモデルとして、 ファッション誌「CLASSY.」、「BAILA」 のレギュラーモデルの他、ファッションショーやTVなど、さまざまなメディアで活躍中。 ローフードやヨガにも造詣が深く、そのヘルシーなライフスタイルも女性から高い支持を受けている。

写真/八田政玄(人物) 佐山順丸(静物) スタイリング/濱口沙世子 ヘア&メイク/藤原 郷