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筋肉疲労をケアするフィトテラピー術

筋肉疲労をケアするフィトテラピー術

「スポーツをした後もナチュラルな方法でケアしたい」「筋肉痛は予防したいけど、市販の湿布薬は肌に合わなくて......」。そんな人にぴったりの、筋肉疲労をケアするフィトテラピーをご紹介します。

こわばりを解き、痛みをやわらげる3つの植物

フィトテラピーは、植物が作り出す生理活性成分を活用した伝承療法。症状をやわらげるだけでなく、その原因にまで働きかけてくれるのが特徴です。体全体を奥深くから整え、心と体両方に作用することから予防医療や緩和医療の一環として、また"今の時代にこそ必要なセルフメディケーション術"として、世界的に認知が高まっている療法です。

そんなフィトテラピーによる、スポーツ後のケアとして代表的なのはこの3つ。

1. ウィンターグリーンの精油

2. アルニカの浸出油

3. ローズヒップティー

Phytotherapy_03_text.jpgウィンターグリーンの精油は湿布薬の主成分、サリチル酸メチルをなんと90%以上も含む"天然の湿布薬"。スーッとする香りの成分が浸透し、運動で疲労した筋肉のこわばりや痛みをやわらげてくれます。マッサージの必要はなく、体の末端から中心に向かい、さするようになじませるだけでOKという手軽さも魅力。ただし刺激が強いので、使うときは必ずキャリアオイルで希釈しましょう。オイル10mlに対し、ウィンターグリーンを2滴が目安で、オイルはスイートアーモンドやグレープシードが使いやすく、手に入りやすいのでおすすめ。ごくまれにアレルギー反応が起こることもあるため、パッチテストを行ってから使うのが安心です。

アルニカは精油ではなく、オイルにつけ込んで有効成分を抽出させた浸出油を用います。血流をよくすることで筋肉の張りや痛みをやわらげてくれる作用は、ウィンターグリーンと比べるとややゆるやか。でも、そのぶん刺激やアレルギーの心配がなく、誰でも安心して使えるのがこのオイルの利点です。アロマテラピー関連やオーガニックコスメを扱うショップやウエブサイトで入手できます。

そして、スポーツ後の体を内側からケアしてくれるのがローズヒップティー。たっぷりのビタミンCとポリフェノールが大量に発生した活性酸素を消去し、乳酸を分解してくれる頼もしい植物で、お茶だけでなく、残った実まで余さず食べるのがポイントです。

植物の力で、スポーツをもっと快適に

心身の健やかさと美しさを保つのに、運動やスポーツは欠かせない習慣のひとつ。筋肉疲労に頼もしく働きかけるフィトテラピーを味方にして、体を動かすことをもっと楽しく、心地よいものにしてください。

0102 image via Shutterstock

神津まり江

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