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やさしい甘さと口当たりで、ホットでもアイスでもおいしい甘酒。「飲む点滴」ともいわれるくらいビタミンB群が豊富で、夏の疲れが出やすい今の時期にぴったり。美肌もサポートしてくれるので、毎日でも飲みたいところです。

市販のものは甘すぎたり、買いに行くのも面倒だったりしますが、料理研究家小島和喜さんによると、おうちの炊飯器で簡単に作れるレシピがあるのだとか。

一番シンプルで簡単な甘酒レシピ

小島さんの甘酒レシピは、米と麹が1:2。砂糖は使わず、米の自然な甘さを引き出します。材料を混ぜて炊飯器に入れるだけと工程もシンプル。できあがりの目安は8時間です。

材料

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米…1合
米を炊くための水……360ml
冷ますための水……360ml
生の米麹……400g
※乾燥麹なら200g

作り方

1. やわらかめにご飯を炊く。
2. ご飯が炊けたら、保温したまま1に少しずつ360mlの水を入れて混ぜながら冷まします。この後麹を加えていきますが、麹は60度以上で死滅してしまうので、温度計で測って60度をキープ。温度が下がらなければ少し水を足します。

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3.麹を加え、全体をしっかり混ぜる。
4.炊飯器のふたを開けたまま、濡れぶきんをかけて8時間保温(発酵)する。途中で1~2度ふきんを湿らせて乾燥を防ぎます。

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5. ヘラですくってトロッとするぐらいのペースト状になったらできあがり。粒感のない甘酒を好むなら水の分量を100mlほど多めにします。あるいは、飲む際にブレンダー(スティックミキサー)でなめらかに仕上げるのもあり。

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(「FOODIE」より引用)

最初の温度調節さえ気をつければ、あとは炊飯器に任せるだけ。これなら誰でも失敗しないで作れそう。密閉容器に入れて、冷蔵庫なら1週間、使いきれなければ密閉保存袋に入れて冷凍保存も可能なようです。

そのまま飲むだけじゃなく、豆乳やヨーグルトに混ぜたり、料理の甘味調味料としても使えます。気分や体調に合わせて、甘酒のある生活をはじめてみたいと思います。

FOODIE

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