生活空間に一輪でもお花があるだけで、まるでスポットライトが当たったかのように明るい気分になるから不思議。フラワーデザイナーの今野亮平先生によると、お花の色や形が気持ちにどう作用するかを知っておくと、お花の魅力がより効果的に感じられるのだとか。おうちの中のスペースごとに、おすすめのお花があるようです。
お花の色や形と、置く場所の役割を意識して飾る
よく通る場所には、ビタミンカラーを
疲れて帰宅したときはとくに、おうちでゆっくりくつろぎたいものです。そんな時は、玄関や洗面台などおうちの中でもよく通る場所にピンクやオレンジなどビタミンカラーのお花を数本まとめて飾りましょう。夏ならヒマワリやゼニアがおすすめ。目にふれるたびに元気がもらえます。
あわただしく過ごす場所には、清涼感を
毎日あわただしく過ごしているキッチンなどには、清涼感のあるお花を飾りましょう。色はブルーやパープル系で、アガパンサスのように小さく可憐な花なら束、クレマチスなど高貴なイメージのお花なら1本で飾るとリラックスできます。
ゆとりのある空間には、グリーン系を
大自然に癒しを求めるのと同じように、癒されたいときは家の中にもグリーンを取り入れましょう。葉物もおすすめで、曲線美が美しいナルコユリやドウダンツツジなどを、形を生かすように広めの空間に飾れば、ヒーリング効果も期待できます。
個室の空間には、小さなお花の集合体を
寝室やトイレなど、おうちの中の個室に小さなお花をまとめておくと、気持ちがとても安らぎます。アジサイやカスミソウなど、1本に小さなお花が集合することで構成されているものがおすすめです。ふんわり感が生きるように、飾る際は空間に余裕をもたせるのがポイント。
人が集まる場所には、丸いお花を集めて飾る
リビングなど、おうちの中で最も落ち着ける場所に丸みのあるお花があるとリラックス作用があります。お花に角がないので、飾ると場が和むようです。丸さが特徴的なオールドローズを数本まとめたり、ラウンドブーケを買って飾るのがおすすめです。
全部は難しくても、まずは1番お気に入りのスペースからはじめてみると効果を感じられそう。花器はかしこまったものでなくても、メイソンジャーやブリキのジョウロなど、空間に合ったものを代用したりカバーとして使ってもいいかもしれません。お花の力をかりて、おうちをさらにリラックスできる場所にしていきたいです。
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