1

栄養抜群で、他の食材や調味料とも相性がいいアボカド。なにより、クリーミーな味と食感がやみつきになります。一番のお気に入りは、小さくきざんでマヨネーズと合えたものをバゲットに乗せる食べ方。そんな、手軽で元気が出る朝の定番メニューが、さらにヘルシーでおいしくなりそうなアイディアレシピが「FOODIE」にありました。

ホイップみたいなアボカドディップの作り方

伊勢丹新宿店・フレッシュマーケットの鈴木理繪シェフによると、一般的なレシピに登場するヨーグルトやマヨネーズ、クリームチーズを一切使わず、材料はなんと「水」だけ

170904_avocado_01.jpg

<材料>アボカド…1個
水…大さじ3~5

<作り方>1. アボカドの種を除き、皮をむくアボカドは縦にぐるりと包丁で切り込みを入れて、両手で持って左右の手を逆にひねって半分に割る。種に包丁を刺して左右に動かしてから種を取り出して、皮をむく。このとき、種は捨てずに、ボウルに入れておきましょう。

2. アボカドはざく切りにしてから粗くつぶすアボカドの種が入ったボウルに、実をざく切りにして入れ、マッシャーかフォークなどで粗くつぶす。「アボカドの種には実を変色させない効果があります。変色防止にはレモンの絞り汁を使うのが一般的ですが、必要ないんです」(鈴木シェフ)

3. 種を除き、つぶしたアボカドをこし器でこす

170904_avocado_02.jpg

「ひと手間でも、こす作業だけは必ずやってください。こし器がなければ、少し粒が残りますが写真のようなザルでこしてもOKです。もっとなめらかにしたければ、細かい目のこし器を使うといいでしょう」(鈴木シェフ)

4. 水を少しずつ加えて、ゴムベラでよく混ぜる

170904_avocado_03.jpg

1度に加える水は大さじ1を目安に、少しずつ加え、ゴムベラで全体になじませるようによく混ぜる。好みのやわらかさになるまで、これを繰り返す。味をみて、塩で調味してもよい。「空気を含ませながら、全体がなめらかに混ざるように、しっかり混ぜましょう。だんだん緑色が鮮やかになりふわふわの状態に。生クリームの八分立てくらいのやわらかさになればOKです」(鈴木シェフ)

水だけでこんなに空気を含んで、色味も鮮やかになるなんて驚き。道具もこし器とゴムベラがあればいいので、あっという間に作れます。さらに、アボカドの種に変色防止効果があることも初めて知りました。

こんなになめらかになれば、薄いクラッカーやサンドイッチ用の食パンにも軽やかに乗せられそう。トーストやバゲットにも塗りやすそうだし、マヨネーズを使わなくてよいのでカロリーも減ってうれしい。定番メニューがバーションアップするひと手間、ぜひ試してみたいです。

FOODIE

Ranking

RELATED ARTICLES