旬の食材や定番食材をより美味しく手軽にそしてヘルシーに食べることを提案する短期連載「体が喜ぶ時短レシピ」。Vol.2は、良質なたんぱく質が摂れて、手軽に買える鶏むね肉に注目!

ヘルシーな体作りに欠かせない食材とはいえ、火を通すとパサパサしたり、淡泊すぎる味わいに飽きてしまったり……意外と調理やアレンジが難しい食材でもあります。

そんな鶏むね肉をしっとり味わい深く食べられるのが鶏ハム。じつは、前日に調味しておけば、あとは茹でるだけの簡単メニューなんです。食卓のおかずはもちろん、サンドウィッチに挟んだり、サラダに入れたり、お弁当にもぴったり。基本の作り方さえ覚えればアレンジもしやすいので、ぜひ覚えて、おうちごはんの定番メニューに仲間入りさせてください。

今回は、よりさっぱりと香りよく味わえるスライスレモンを使った鶏むね肉の爽やかレモンハムをご紹介します。

鶏むね肉の爽やかレモンハム

<材料>4人分

鶏もも肉(皮なし)1枚
砂糖 小さじ2/3
塩小さじ 1/3
レモン(漬け込み用) スライス5枚
レモン (飾り用) スライス5枚
ミニトマト 2個
ベビーリーフ 片手1杯

<作り方>

(1)鶏むね肉は厚みのある部分に包丁で切れ目を入れ、厚みが2cm程度に均等になるようにする。
(2)肉の両面に砂糖、塩の順に手ですりこむ。切れ目をいれた面にレモンを5枚のせ、ポリ袋に入れ空気を抜いて冷蔵庫に1晩置く。
(3)ラップの上に(2)を切れ目を入れた面を上にして置き、レモンはとる。手前から奥へと巻き筒状にして、両端は輪ゴムできつくしばる。
(4)鍋(直径18cm、高さ7cmくらいが丁度良い)に湯(1リットル)を沸かし、沸騰したら火を消し(3)を入れる。蓋をしてそのまま3時間ほど予熱で加熱する。
(5)鍋から取り出しラップを外して好みの厚さに切り、スライスレモンと交互に盛る。ベビーリーフ、ミニトマトを飾る。
(6)※レモンを肉と一緒に漬けこまない場合は、シンプルな通常の鶏ハムになります。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス!

今回ご紹介した鶏むね肉には「たんぱく質」が豊富に含まれており、綺麗な髪の毛や爪、ハリのある肌、引き締まったカラダをつくる筋肉のもととなります。また、他の肉類と比べると鶏むね肉は脂肪分も少なくカロリーが控えめなのでダイエットをしている女性にもおすすめできる食材です。さらに、鶏むね肉に含まれる「イミダペプチド」は、疲労回復をサポートする効果が期待できるので、運動後や疲労を感じやすい時期に積極的に取り入れてみましょう。

(管理栄養士:服部麗)

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レシピ提供:ダイエットプラス

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