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夏疲れを一掃する、フィトセラピー術 vol.2

神津まり江

夏疲れを一掃する、フィトセラピー術 vol.2

夏バテがピークになる8月の終わりは、次の季節のために体を整えていく大切なタイミング。「フィトテラピーで、ちょっとした不調は自分で治せる人になる」Vol.2では、夏の間に溜まった疲れを一掃する、フィトテラピーの処方をご紹介します。

植物の力で夏バテのモト、乱れた自律神経を整える

フィトテラピーは、植物が作り出す生理活性成分を活用した伝承療法。症状をやわらげるだけでなく原因にも働きかけ、体全体を整えてくれること、また心と体両方に作用することから、"今の時代にこそ必要なセルフメディケーション術"として、世界的に認知が高まっている療法です。

そんなフィトテラピーによる、夏バテのケアの柱はなんといっても自律神経の調整。近年の夏バテのもっとも大きな原因は、暑さそのものによる疲労よりも、外気温と室温との温度差による、自律神経の乱れからくることが多いとされています。自律神経が乱れると、血行や胃腸の機能が衰え、冷えや疲れやすさ、胃腸のトラブル、食欲減退、寝つきにくさにもつながりますから、自律神経を整えることは夏バテケアの必須課題。

おすすめは全身の血流をよくするヴァンルージュ

まずはエアコンの温度調整や、身にまとうもので温度差をなるべく小さくすること。そして毎晩湯船につかり、積極的に体を温めることを心がけましょう。

フィトテラピーのケアとしては、全身の血行を促進するヴァンルージュ(赤ぶどうの葉)のお茶かチンキ剤を、朝夕の2回摂取するのがおすすめです(チンキ剤はハーブの有効成分をアルコールかグリセリンで抽出した、手軽に取り入れられるエキスのこと)。骨盤まわりの血行もよくしてくれるので、冷えによる生理痛や、PMSをやわらげるのにも役立ちます。

冷えとともにむくみが気になる人は、循環促進作用と排出作用に長けた精油を、入浴剤として用いるのがおすすめ。ひとつかみのソルトにゼラニウム2滴とローズマリー2滴、グレープフルーツ1滴の精油を加えて混ぜたものを、バスタブの湯に溶かして入浴しましょう。香りによるリフレッシュ効果も加わって、お風呂上りは心身ともにすっきり&しゃっきり。

いざというときのレスキューにはシベリアンジンセン

自律神経を整えるだけでも体はずいぶん楽になりますが、夏バテが溜まり過ぎてケアをするのも億劫......ということもありますよね。そんなときは、肉体疲労が強いときに処方されるシベリアンジンセンを。全身の強壮作用があり、短期間の摂取で肉体的ストレスを跳ねのける力をもたらしてくれます。乾燥させたものをまるごとパウダーにしたカプセル剤で摂るのが理想ですが、濃いめに煎じたお茶でも十分。朝夕2回、空腹時に飲むのが基本です。

ただし、これはいざというときのレスキュー。シベリアンジンセンは作用が頼もしい分、摂取し続けると効果が薄れてしまう種類のハーブなので、長期使用には向きません。2週間から1カ月を目安にして、再び摂るときは使用したのと同じ期間のインターバルを設けるようにしてください。

次の季節を気持ちよく楽しむために

夏のダメージをもち越すと免疫力が落ち、季節の変わり目にさらに体調を崩しやすくなってしまいます。爽やかで過ごしやすい秋という季節を存分に楽しむために、フィトテラピーで夏バテケアの総仕上げをして臨みましょう。

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