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睡眠・入浴・食事で変わる。美容家に聞いた疲労回復のヒント

疲労回復 ー疲れとうまく付き合うためにー

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田邉愛理

睡眠・入浴・食事で変わる。美容家に聞いた疲労回復のヒント

「ぐっすり眠れるかどうかは、朝の過ごし方で決まる」

そう語るのは、ホリスティック美容家の岸 紅子さん。過去にストレスで体を徹底的に壊した経験から、「高いレベルの健康こそが美しさである」と考えるホリスティックビューティをいち早く提唱。自然治癒力を楽しんで高めるライフスタイルを提案し、ライフスタイルをマネジメントするための検定を運営し、美容家やセラピスト、モデルや健康意識の高い女性たちを中心に支持を得ています。

今回は、夏バテを解消し健康的に美しくなれる、ホリスティックな睡眠・入浴・食のヒントを取材。おすすめアイテムや疲れを癒す美味しいものまで、盛りだくさんでご紹介します。

夏バテを解消する睡眠のヒントいかに寝るかは、いかに起きるかと同じ

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「人は人生の3分の1を睡眠に費やすと言われますが、その間に行われているのは細胞のメンテナンス。眠れないと日々の疲れや老廃物がたまって、宿題が終わらない状態になってしまう。しっかりメンテナンスできるかどうかは、どれだけ深く眠れるかにかかっています」(岸さん)

便を作り、脳を休め、様々なストレスに対抗するホルモンを出す。寝ている間のメンテナンスは、体にとっては大仕事。複雑な作業であるがゆえに、脳がスリープ状態でないと進みません。意識がない状態をちゃんと作るということが、眠ることの意味だと岸さんは語ります。

「そのために重要なのが、朝の過ごし方。朝起きたときに太陽の光を浴びると、セロトニンという幸福ホルモンが出ます。セロトニンは人を活動的にして、やる気モードで過ごさせてくれるもの。そして発生から14時間くらいたつと、セロトニンからメラトニンという睡眠ホルモンが合成されます。つまりセロトニンがないと、メラトニンも作れない。朝、太陽の光を浴びない人は、夜ぐっすり眠れない人になりやすいのです」(岸さん)

いかに寝るかということは、いかに起きるかということ。セロトニンをしっかり出せる朝の過ごし方を教えてもらいました。

1.太陽光を直接浴びる。

セロトニンを出すには、1万ルクス以上の光が必要といわれ、蛍光灯では足りない。太陽なら曇りでもそれくらいのパワーがあるので、ベランダに出たり、窓を開けたりして太陽光を浴びる工夫を。

2.太陽光を浴びながら反復運動をする。

日差しを浴びるだけでなく、浴びながら反復運動をすることでセロトニンが倍増。ウオーキングでも腹筋でもいいし、時間がないなら窓のそばで朝ごはんを食べるだけでもOK。咀嚼が反復運動になってくれる。

朝時間でセロトニンを増やしたら、夜時間は眠るタイミングから逆算しながら、眠れるコンディションを整えていきましょう。自然治癒力を高める成長ホルモンは、顔にいたずら描きをされても起きないくらい深く眠っているときに大量に出ます。勝負は眠り始めの3時間。ここで深く眠れるかどうかが分かれ目です。

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眠る時間は23時前後がベスト。せめて12時台には眠れるようにしたいですね。夕食は眠る4時間前、遅くても2時間前には食べ終わるようにして。体の仕事のプライオリティは消化が1番なので、胃に食べ物があるとそこに力が集中してしまい、細胞メンテナンスにまわらなくなってしまいます」(岸さん)

入眠するときには体温調節も重要。体温が下がるときに眠気が訪れるので、眠る1時間前くらいに入浴して体温を上げておくと、自然に眠たくなってくるとのこと。

ブルーライトの覚醒効果はエスプレッソ2杯分と言われるくらいですから、スマホも入浴後は見ないほうがいいと思います。パジャマや寝具は、静電気を起こさない自然素材のほうが深く眠れます」(岸さん)

【岸さんおすすめ睡眠グッズ】

1.「nanadecor(ナナデェコール)」のオーガニックコットンパジャマ、アイマスク、ネックウォーマー

肩や首、耳はあたためたほうが寝つきが良くなる。冷房対策としても有効。

2.クラリセージのアロマオイル

運転前にはかがないようにとされるほど鎮静効果が高い香り。頭が冴えて眠れないときにかぐと「脳のおしゃべり」を強制終了してくれる。

夏バテを解消する入浴のヒントお風呂で血流アップ。入り方を変えると楽しい

nyuyoku.jpgぽっと上気したような血色感と、ピンとしたハリが印象的な岸さんの肌。透明感あふれる美しさをキープできる岸さん流の入浴法も、ぜひとも聞きたいところです。

「血流を良くしないと自然治癒力は働きません。お風呂の血流アップ効果は抜群ですから、夏だからってシャワーで済ませるのはもったいない。現代人の体は冷えやすく、自分の体のサーモスタット(温度調節機能)も弱まっています。冷房病対策としても、夏こそしっかりお風呂に入って汗を流すのがおすすめです」(岸さん)

お風呂もルーティンとして入るのではなく、目的に応じて入り方を変えるといいのだそう。岸さんが実践している入浴法がこちらです。

1.ヒートショックプロテイン入浴法

熱による刺激で、自己回復力を高めるヒートショックプロテインを増やす入浴法。体温計をくわえ、38度になるようにちょっと熱めのお湯につかる。入浴後は分厚いバスローブなどを着こんで、汗を出しながらゆっくり体温を下げていく。体の燃焼を促す、代謝をアップする、成長ホルモンを出すといった効果が。入浴後はとても眠くなるので注意。次の日は気分スッキリ。

2.副交感神経を優位にするビューティ入浴法

ぬるめの湯にゆっくりつかり、シートパックやはちみつパックをしながら読書。肩が冷えるのでタオルをかけて。ココナッツオイルを全身に伸ばしてから入浴すると、肌もしっとり。

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「子どもと慌ただしく入浴することも多いですが、そんなときは手作りのバスボムを入れて楽しみます。重曹とクエン酸を混ぜて型に入れるだけなので簡単。親子で一緒に作ると盛り上がりますよ」(岸さん)

【岸さんおすすめ入浴グッズ】

1.「MAMA BUTTER(ママバター)」のバスパウダー

ベースは温浴効果の高い重曹。お風呂の塩素を中和してくれて赤ちゃんの肌にも優しい。天然シアバターのうるおいベールとアロマの香りにうっとり。

2.「ピュビケア」のデリケートソープ

デリケートゾーン専用のソープ。肌に優しいオーガニックで、大切な常在菌を残しながら洗い上げてくれる。しみないので小さい女の子にもおすすめ。

3.防水スピーカー

ワイヤレスでiPhoneとつないで、お風呂で音楽を流すのがお気に入り。

夏バテを解消する食事のヒント細胞メンテナンスには発酵食。おやつはナツメチップスを常備

natsume.jpg最後のテーマは、夏バテを防ぐ食事について。いま岸さんが注目しているのが、消化しやすい発酵食です。

「発酵食は、もともとの食材をある程度分解している状態。消化に負担がかからないので、細胞メンテナンスがしっかりできます。あとは抗酸化作用が豊富なトマト、ビーツ、パプリカもお疲れ気味の女性にはおすすめ。女性のおやつには、1日3粒食べると老けないと言われるナツメもいいですね。ドライフルーツをそのまま食べるのはもちろん、煮出してお茶にするとほんのり甘くて幸せな味がします。韓国でおなじみのナツメチップスは、オフィスのデスクに常備しています」(岸さん)

【岸さんおすすめの疲労回復食】

1.「ベジキッチン」のすっきり甘酒

植物性乳酸菌+オリゴ糖+食物繊維の3つのパワーで、腸内細菌を整えてくれる麹発酵飲料。朝1本飲むのを習慣に。

心も体も元気でいることが、人の美の基本。まずは睡眠・入浴・食からホリスティックビューティを取り入れて、自分に起きる小さな変化に目を向けてみる――。そんな小さな一歩が、今後の人生を楽しく美しく生き抜く手がかりになってくれるかもしれません。

セルフプロデュース力を手に入れよう

今回、岸さんが主宰するホリスティックビューティライフ2017に、MYLOHASも協賛参加することになりました。

第3回目を迎える「ホリスティックビューティライフ2017」、テーマは「美は知性~セルフプロデュース力を手に入れよう~」。美と健康とエコのスペシャリストたちが大集結し、ステージトークやワークショップ、マルシェを通して、たくさんの「知」を楽しく体験することができます。

MYLOHASでは、パーソナル・フェイストレーナーの木村祐介さんと、ファッションスタイリストの清水久美子さんをお招きし、人を惹きつける空気感やオーラフェイスの作り方を指南するワークショップを開催予定。自分らしい美しさを育てるセルフケアと食のヒントを探しに、ぜひ会場に遊びにきてください。

ホリスティックビューティライフ2017

日時:2017年9月9日(土)11:00〜18:00、2017年9月10日(日)11:00〜17:00トークショー 9月9日(土) 13:45〜<30分予定>会場:TRUNK(HOTEL)開業準備室住所:東京都港区北青山3-5-12 青山クリスタルビルB1/B2料金:入場無料イベント詳細はこちら>>

お話を伺った方:岸 紅子さん

ホリスティック美容家。NPO法人日本ホリスティックビューティ協会代表理事。発酵食アドバイザー、睡眠美容研究家。環境省「つなげよう、支えよう森里川海」アンバサダー。1974年東京都生まれ。大学卒業後に美容マーケティング会社を起業し活躍する中、ストレス性喘息と子宮内膜症を発症。病と向き合いながら改めて自然治癒力の大切さを感じ、これを高めるライフスタイルを現代女性の知識として伝承する活動を始める。2010年「ホリスティックビューティ検定」をスタート。現在は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡、シンガポールでも検定を実施している。

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