こんにちは、Vegan cafe「Alaska zwei(アラスカ ツヴァイ)」の店主でフードプランナーの大皿彩子です。東京・中目黒で”100年先もずっとたのしいVeganごはん”をコツコツと作っております。

Veganって、サラダばかり食べるんでしょう? と聞かれたことがあります。いえいえ、Veganの世界はとっても広い。スイーツに目がない方をドキドキさせる、魅力的なお菓子もたくさんあります。

昨年ベルリン滞在中に何度も通ったカフェには、レモンケーキ、ブルーベリータルト、チョコレートマフィン、オートミールクッキー……胸躍るスイーツの数々の全てに「VEGAN」のタグがついていました。

不思議なことに、Veganのお菓子って、たくさん食べてもお腹が重くならないので、あれもこれもと試しては、その味に歓喜しました。

そんなわけで、卵やバターも大好きなわたしですが、毎日のおやつに、Veganのお菓子を選ぶ機会が増えています。

今日は、ひとつ食べると止まらない、ドーナッツのレシピをご紹介します。ワンボウルで簡単なあんドーナツ! お子さんと一緒に作っても楽しいですよ。ぜひお試しください。

ヴィーガンあんドーナッツ

20170731_tv_t1.jpg<材料>(5〜6個分)

・薄力粉 100g
・おから(生または乾燥) 50g
・甜菜糖(砂糖でも可) 20g
・ベーキングパウダー  4g
・無調整豆乳 50〜80g
・粒あん 150〜180g
・菜種油(または米油) 適量

<作り方>

(1) 粒あんを25〜30gずつ丸めておく。鍋に油を入れ、160度程度に熱しておく。(油の温度が高くなりすぎないように注意)
(2) ボウルに、薄力粉、おから、甜菜糖、ベーキングパウダーを入れてよく混ぜる。全体がまとまるように、豆乳を少しずつ加えながら混ぜる。水分量が多すぎると丸めにくいため、おからの水分に合わせて豆乳の量を調整する。
(3) スプーンで、(2)の生地を手に取り、(1)の粒あんを包んで油に入れる。
(4) こんがりと色づくまで揚げ、油をきる。

卵の代わりに、おからが生地をまとめてくれます。おからは油を吸いにくいので、ヘルシーに揚がります。

表面さっくり、中はしっとり。おうちの新鮮なオイルで揚げるから、お店よりも美味しいかも!? 揚げたてを、召し上がれ。

Vegan(ヴィーガン)とは、完全菜食。
動物性ものを一切使わないライフスタイルや、そのような食事のことをさす言葉。

本連載『TOKYO VEGAN』では、おうちでつくれるVeganレシピのほか大切にしていているおいしい野菜や調味料、世界のVegan事情についてなどをゆるゆると綴っていきます。

次回は、ベルリンVeganレポートをお届けします。

Profile:大皿彩子 Saiko Ohsara

20170613_tv_pro.jpgAlaska zwei 店主 / 株式会社さいころ食堂 代表
“おいしい企画”専門のフードプランナー。VeganカフェAlaska zweiの運営のほか、食に関わるブランドプロデュース、レシピ開発、空間コーディネート、イベントのトータルコーディネート等を行う。saikolo.jp

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