今が旬の「とうもろこし」。そのまま焼いて食べたり、スープにしていただいたり、いろんな食べ方がありますが、FOODIEによると美味しく食べるには、「揚げる」という方法もありなんだそう。
「FOODIE」より転載:
「丸のまま焼くより、一口サイズにして揚げるほうが簡単です。香ばしさもアップするし、スナック感覚でつまめるので、お酒のつまみにもおやつにもぴったり!」と教えてくれたのは、フードコーディネーターのタカハシユキさん。
つまみやおやつに! 「揚げとうもろこし」のレシピ
<材料>(作りやすい分量)
とうもろこし…1本
小麦粉…適量
しょうゆ、塩…各適量
揚げ油…適量
<作り方>
1.とうもろこしは鮮度が落ちるのが早いので、買ってきたらすぐにゆでるか蒸す。長さを4等分に切り、芯と実のあいだに包丁を入れて切る。
以前FOODIEで紹介した、とうもろこしのゆで方はこちら。
「切ったとうもろこしは崩れやすいので丁寧に扱いましょう。どうしてもポロポロほぐれた部分が出てしまうので、炊き込みご飯やかき揚げ、炒めものなどに使ってください。または、少しかたいのですが、芯ごと切ればほぐれません」
2.とうもろこしに小麦粉を薄くまぶす。フライパンに4~5cm深さの揚げ油を入れて170℃に熱し、とうもろこしを揚げる。好みでしょうゆをかけるか、塩をふる。
「とうもろこしの表面に軽く焼き色がついてくると、香ばしくて甘い匂いが立ってくるので引き上げます。好みでしし唐辛子(包丁で小さく切り込みを入れる)を素揚げにして、一緒に盛りつけてもいいでしょう」
衣の香ばしさが実の甘さを引き立てる!
さっと塗ったしょうゆと薄くまぶした衣の香ばしさも手伝って、とうもろこしの甘さが引き立つ気がします。一口サイズでつまみやすく、ビールを飲むのを忘れて、あっという間に完食。
ほかにも山椒塩、カレー塩、ハーブ塩など、好みの香りをふってもOK。とうもろこしが旬の時期に、ぜひ試してみてはいかが。
「FOODIE」によると、とうもろこしは粒がふっくらして、ひげがふさふさと多く、皮の緑色がきれいなものを選ぶのがいいそう。夏野菜の代表格、とうもろこしの新しい食べ方を自宅でもチャレンジしてみては?
取材協力/タカハシユキさん
フードコーディネーター。書籍、雑誌などのメディア、企業広告・商品開発などに携わる。旬の食材の細やかな美味しさを活かしたシンプルな調理、季節の体がよろこぶメニューに定評がある。
「FOODIE」