こんにちは。フルーツオブエデンの福田カレンです。

「フルーツクレンズ」というデトックス法をご存知でしょうか。フルーツならいくら食べてもOKで、ジュースクレンズのような空腹感もないことから、普段の生活の中で実践できるとても手軽なデトックス法です。

暑さが本格的になり、食欲が落ちるこの時期はフルーツクレンズに最適のタイミング。自然な食欲の変化を利用して、夏仕様のカラダに切り替えましょう。

何故フルーツでデトックスできるの?

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Photo by Gettyimages

フルーツは、カロリーが低い反面ビタミンやミネラルといった美容と健康に嬉しい栄養成分が豊富。さらに、フルーツに含まれる食物繊維(ペクチン)は吸着力が高く、食べるだけで腸をきれいにお掃除してくれます。油や添加物、調味料も使わないので、フルーツクレンズはカラダをリセットしたいときにぴったりなのです。

また、フルーツには本来血糖値を上昇させる作用はありませんから、糖代謝に問題をお持ちでない限りどのような方にもおすすめすることができます。

フルーツクレンズが夏におすすめの理由

私たちの食欲は、気温と関係があります。冬は脂っこいものをおいしく感じます。その結果脂肪の層が厚くなって寒さに対応します。逆に夏場は、フルーツや野菜など水分を多く含むものをたくさん食べ、身体を軽くして活動的になります。冬眠こそしないものの、哺乳類である人間も環境に応じてカラダを変化させているのです。そのため無理をしてまで、夏場に他の季節と同じ食事をする必要はないのです。

とはいえ、冷房が当たり前の現代社会では、その切り替えのタイミングを逃してしまいがち。意識的に夏仕様の食生活にリセットすることが必要になります。そこで試してほしいのが「フルーツクレンズ」なのです。

フルーツクレンズのHow to

普段あまりフルーツを召し上がらない方は、フルーツばかりたくさん食べられるのか疑問に思うかもしれませんが、夏場はフルーツの種類がとても豊富。また「種のある実」をフルーツと考えると、キュウリやゴーヤなどのウリ類、トマトやオクラ、ナス、ピーマン、アボカドもフルーツに分類することができ、甘くないフルーツもたくさんあるのです。

私自身、普段は夕方までフルーツクレンズを食生活にとり入れています。朝食、ランチは食べず、14時頃から夕方までコールドプレスジュースとフルーツだけで過ごし、夜は普通に食べるという食事スタイルを続けています。先日は、3日半フルーツだけを食べるフルーツクレンズを行なったのですが、その後穀物が重たく感じるようになり、リセットの効果を実感しています。リセットしたいなと感じたら、初めての方なら丸1日、それも難しそうであれば朝食をフルーツだけにしてみる「プチフルーツクレンズ」を習慣にしてみてはいかがでしょうか。

フルーツクレンズレシピ「フルーツガスパチョ」

20170706_fruits_top.jpgフルーツならいくら食べてもよいとはいえ、おなかがいっぱいになるほどフルーツを食べられない……という方に試してもらいたいのが今回ご紹介する「フルーツガスパチョ」です。旬の様々な種類のフルーツを組み合わせると味に変化が生まれ、飽きることなくたくさん食べられます。

フルーツガスパチョ レシピ

<材料>お好みのフルーツ 2カップ
オレンジの搾り汁 1個分

<作り方>(1) フルーツを食べやすい大きさにしてボールに入れる。
(2) オレンジの搾り汁をフルーツかけ、混ぜ合わせる。

バナナやナッツでボリュームを加えてもOK、オレンジジュースに炭酸やフルーツ酢を加えたアレンジもおすすめ。食欲と相談しながら、お好みのフルーツガスパチョを作ってみてくださいね。

次回も、フルーツクレンズにおすすめのレシピをご紹介します。どうぞお楽しみに!

(写真・文・レシピ:福田カレン)

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