人の意識は、氷山に例えられることがあります。海面に出ている約10%が自ら認識している「顕在意識」、海中の約90%が自ら認識できない「潜在意識」。この例えは、「人には秘められた力がある」ことを示すときによく耳にしますが、同時に「それだけ多くを占める潜在意識が、心身に何の影響も及ぼしていないはずがない」と捉えることもできそう。
心の健康を整えるメンタル・マネジメント
「どうせうまくいかない」「いつもこうなんだ」など、何か自分が陥りやすい感情のパターンはありませんか? 同じシチュエーションに置かれても、もっと楽観的な人もいるのになぜそう思ってしまうのでしょう? ひょっとしたら、それはあなた自身の思いではなく、「あなたはいつも失敗ばかりね」などと幼少期に何の気なしに言われた一言が潜在意識下で作用してしまったせいなのかもしれません。
(ライフハッカー(日本版)より引用)
もって生まれた性格だからしかたないと思っていたようなことも、気づかないうちに外から植え付けられたのかもしれないと怖くなりました。人の意識は、思っているよりも騙されやすいみたいです。
そうだとしたら、ネガティブに傾いた心をポジティブに整えることも可能なのかも。
催眠状態でポジティブな意識を植え付ける
自己暗示法の創始者であるエミール・クーエ氏のメンタル・マネジメント方法は、とても簡単で日常に取り入れやすそう。
寝る直前、朝起きた瞬間に、以下の文章を10回唱えてください。「私は毎日、あらゆる面で、ますます良くなっていく」この暗示を唱えながら、自分があらゆる点で良くなっているイメージを、心に思い浮かべます。
(ライフハッカー(日本版)より引用)
眠っているような、眠っていないような感覚のとき、人は非常に暗示にかかりやすい催眠状態にあるのだとか。まどろみタイムにテレビやデジタルツールは消したほうがよいという説にも、改めて納得です。
睡眠の質が良くなり、ポジティブな空気の中で目覚めることができるというこの自己暗示法、さっそく試してみたいと思いました。
Photo by Getty Images
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