おうちでもバーべーキューなどの野外でもパパッとできて美味しいお手軽料理のひとつが、イタリアの魚料理「acquapazza(アクアパッツァ)」です。

元々acquaは「水」。pazzaには「狂った」とか「暴れる」という意味があります。魚を丸ごと1匹、オリーブオイルで表面をさっと焼き、そこに水を投入。沸き立つ水に白ワイン、香味野菜、トマトにオリーブやハーブを加えて、グツグツと煮るだけ、と簡単なのに本格的なおもてなし料理にもなるメニュー。ブイヨンや特別な調味料を使わずシンプルな材料でできるのに、それぞれが調和して驚くほど美味しいスープになりますよ!

今回は、より手軽に切り身の鱈を使い、旬の夏野菜とあわせます。隠し味として三杯酢をちょい足しすると......さらに美味しさがパワーアップ! 年齢問わず幅広く愛されるレシピになりました。

「鱈と夏野菜のアクアパッツァ」レシピ

20170617_seasonrecipe_1.jpg<材料>2人前 / 調理時間10分

ニンニク 1/2片
オリーブオイル 大さじ2
鱈(切り身) 2切
(a)
塩、コショウ 少々
薄力粉 小さじ2
アスパラ 2本
アンチョビ 2切れ
白ワイン 50cc
(b)
トマト 1個
ズッキーニ 1/2本
ブラックオリーブ 2粒
水 100cc
(仕上げ)
三杯酢 大さじ2

<作り方>

1.トマトは8等分の角切りに、ブラックオリーブは4等分の輪切りにする。
ズッキーニは、スライサーを使って縦にスライス。アスパラは、袴を取って横半分に切る。
2.鍋にニンニクのみじん切りとオリーブオイルを入れ、弱火で炒める。
3.(2)に(a)をまぶして鱈を皮目から加え、アスパラ・アンチョビと一緒に焼く。
鱈の皮目に少し焼き目を付けて裏返す。(中火)
4.白ワインを加えて10秒程度アルコールを飛ばし、(b)を全て加えて蓋を閉め5分ほど煮込む(中火~中強火)
5.火を止めて三杯酢をかけたら完成。

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今回使用したのは、内堀醸造「三杯酢」。一本持っていると重宝します。酢の物はもちろん、ゴマ油を足して、中華ドレッシングに。チャーハンの仕上げに鍋肌から少量かけても美味しいです!

アクアパッツァを美味しく仕上げる調理ポイント

・本来アクアパッツァは、丸1匹の魚を使うイメージがありますが、切り身のお魚でも作れます。もちろん冷凍の魚でもOK!

・塩コショウは、極軽めに。魚に塩コショウを振るのは臭みを除くため、アンチョビの塩分もあるのでたくさんかけない様にご注意を。

・ニンニクは、弱火でじっくり香りが出るまで、ゆっくり炒めると風味よく仕上がります。

・隠し味として「三杯酢」で仕上げると、さわやかな風味がプラスされ、年齢問わず幅広く愛される味付けに。

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(フードコーディネーター・料理のツボ研究家 つちだ縁)