音楽やファッションなど、多彩な文化を生み出した西海岸カルチャー。日本でもアパレルブランドやコーヒーカルチャーの上陸が続き、特にリラックス感が求められている昨今、肩肘の張らない西海岸風インテリアが定着してきました。

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ざっくりとした木の家具や自然素材、カリフォルニアのサーフカルチャーを感じる小物を組み合わせ、部屋にいながら海を感じられるのが西海岸風インテリアの魅力です。居心地のよいカフェや、おしゃれな人の家で目にすることも増え、自宅でもやってみたい......と憧れている人も多いはず。

そこで、インテリアスタイリストの金子雅美さんに、西海岸風の部屋づくりのコツを教えてもらいました。

「青」はグラデーションづかいでニュアンスを出す

seasidevilla_01.jpg夏らしく、さわやかな西海岸風インテリアを色で表現するなら、外せないのはブルー。ただし同じブルーばかりだと寒々しくなりがちなので、グラデーションで取り入れるのがポイントです。

薄いブルー、ネイビー、インディゴブルーなど、いくつか組み合わせることでいいニュアンスが出ます。クッションはぜひこの方法で試してみて。

インテリア業界で注目度が上がっているのは、簡単に西海岸風インテリアらしい、こなれ感が出せるデニム素材。こちらもクッションでプラスすれば簡単です」(金子さん)

リビングのソファにブルーの小物を合わせる場合、注意したいのはソファの色です。茶系の場合、ブルーのクッションをそのまま置くと、まったりとして暑苦しくなりがち、と金子さん。

「そんなときは、アクセントとして白のクッションや小物を使ってください。ブルーのグラデーションに白が入ると、グッとさわやかさがアップします」(金子さん)

マリンモチーフで「遊び心」をプラスする

seasidevilla_03.jpg貝やヒトデ、アンカーといった海のモチーフは、ひとつ置くだけで部屋にリゾート感がただよう便利なアイテム。遊び心のあるモチーフづかいは、西海岸風インテリアのいいアクセントになってくれます。

「マリンモチーフを子どもっぽくせずに取り入れるには、細かいディテールにこだわって選ぶことが大事。チープ感が出ないように、上質な大人っぽさのあるものを選ぶとうまくいきます。

撮影でよくやるのは、マリン系のテイストでまとめた部屋の壁に、夏らしいハットをポンと掛けること。簡単なんですが、これだけですごく素敵なムードが出ます。麻素材の透け感のあるストールをふわっと掛けておくのもおすすめです」(金子さん)

収納とインテリアを両立させる、一石二鳥のテクニック。さりげなく置いておくだけで絵になるものを選ぶのも、インテリアのセンスアップの秘訣と金子さんは語ります。

「ゆったりした時間を過ごしたいベッドルームは、海辺の別荘のようなラタンの家具や夏らしいアート、マリンモチーフが映える場所です。サイドテーブルにガラスのキャンドルホルダーを置いて、旅先で拾ってきた貝殻やLEDのキャンドルをあしらえば、眠る前のひとときが豊かな時間に変わります」(金子さん)

遊び心や暮らしのゆとりを感じさせるのも、西海岸風インテリアの特徴のようです。

ガラスやフェイクグリーンで「涼」を演出

seasidevilla_04.jpg日常的に使うものや、目につく場所から変えていくのも模様替えのコツ、と金子さん。食卓を彩るランチョンマットやグラスは「ちょこっと替え」の効かせどころです。

「同じ水を飲むのでも、いつものコップと、夏っぽいグラスでは気分が違います。ブルーの色ガラスはそれだけでテーブルが涼しげになるし、木のプレートでナチュラル感を出すのもいいですね」(金子さん)

自然ゆたかな西海岸のムードを出すためには、観葉植物づかいもポイントに。仕事が忙しく管理が難しい人は、フェイクグリーンを活用するのもグッドアイディアです。

「最近のフェイクグリーンはプロが見てもわからないくらい良くできています。たとえば大きめのガラスのボウルに白い砂を入れて、フェイクグリーンのエアプランツと貝殻を飾れば、夏ムードいっぱいのオブジェに。素焼きの鉢を麻ヒモでぐるぐる巻いたり、ハンギングロープでぶら下げるのも素敵です」(金子さん)

ひとつ置くだけで、一気に部屋が夏らしくなるガラスの器やフェイクグリーンたち。目で見て、触れて夏を感じる――暮らしのひとときをリラックスして味わう西海岸風インテリア、まずは身近な場所からはじめてみたくなりました。

ニトリの「Seaside Villa」で夏を楽しむ

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西海岸風インテリアのように、サマーバカンスや海辺の別荘のようなインテリアやファブリックを取り入れると、部屋はぐっと夏らしく、解放感あふれる空間に変身します。そんなセンスのよいアイテムを手軽に見つけることができるのが、ニトリの「Seaside Villa」コーディネートです。

シックな木製ブラインドに洗いざらしたような色合いのブルーのカーテンをさらりとかけ、窓辺に置いたラタンのチェアでひと休み。ソファには心弾む海モチーフのクッションを、美しい青から白のグラデーションであしらう――。そんな憧れの西海岸風インテリアが叶う、充実のラインナップ。波の音が聞こえてくるような空間で、リラックスしたひとときを過ごすことができます。

「私が個人宅のインテリアをスタイリングするときに、これを取り入れると良くなる......というポイント的なアイテムがあるのですが、Seaside Villaにはそれがバランス良く揃っているんです。やりすぎず、でも清涼感がすごくあって、素材感のよいものばかり。『夏の毎日を心地よく過ごす』って、こういうことなんだと思います」(金子さん)

プロがスタイリングに使うロープパーテーションや、サーフスタイルのアートまで揃うSeaside Villaコーディネート。素足に心地よい自然素材のスリッパや、真っ白なロープを編んだような収納バスケットもあり、実用的な小物まで夏っぽくできるのも魅力です。

Seaside Villaコーディネートがあれば、夏の模様替えがセンスよくまとまるはず。テーマを決めて部屋をコーディネートする楽しさ、やみつきになりそうです。

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kaneko_profile.jpgインテリアスタイリスト 金子雅美

2年間の専属アシスタント経験を経て1998年よりフリースタイリストとして活動。ジュエリー・フードの撮影スタイリングから不動産パンフレットのインテリアコーディネート、ブライダル誌での空間コーディネートやドレスのスタイリング、ベビーカタログのスタイリングまで、その活動分野とテイストは幅広く、ライフスタイル全般多岐にわたる。