フィールドでBBQを楽しんだ後は片付けも大切です。食材が入っていたパッケージや生ゴミ、空き缶や空き瓶は持ち帰るのが大前提ですし、炭火の処理だって忘れてはいけません。そのための正しい知識と、少しでもゴミを減らす工夫などをお話しましょう。

ゴミを減らすためには事前の下準備が大切です

bbq_manner001.jpgスーパーなどで購入した食材のパッケージは、意外とゴミの量がかさばります。食材は前日に購入し、必要なぶんだけジップロックなど密閉保存袋で持っていきましょう。これだけでゴミの量は1/5以下になりますよ! ついでに肉に下味をつけたり、野菜を切ったりレンジで加熱調理していけば、現地でのゴミと手間が減る代わりに料理のバリエーションが増えます。

ゴミ箱を用意すれば、ゴミ捨て意識が向上します

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BBQが始まると、ゴミ袋をその辺に転がして、空き缶や空き瓶、食材のパッケージやお菓子のゴミを集めがちですよね。このとき同じ大きさのゴミ箱を分別する数だけ用意して設置するだけで、大人も子どももゴミ捨て意識が格段に高まり、みんながきちんとゴミを捨ててくれます。ダンボール箱や、折りたたみ可能な洗濯バッグなどをゴミ箱代わりに活用するのもいいでしょう。

紙ゴミ・生ゴミはBBQの最後に炭火と一緒に焼却処分

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お菓子のパッケージや、野菜くずなど、燃やせるゴミはBBQの最後に炭火と一緒にコンロで焼いてしまうという手も。きっちり灰にしてから、最後に残った灰と一緒にしっかり水をかけて消火し、BBQ場なら「炭捨て場」がありますので、そちらへどうぞ。炭捨て場の無い場所では、灰はビニール袋で持ち帰り、自治体ごとの指定に合わせて廃棄します。絶対に土に埋めたりしないでください。燃え残った炭は炭消し壺などがあれば、持ち帰ってまた使えます。

片付けも料理にも使える厚手のアルミホイルは必需品

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BBQコンロを使う前に、コンロの底面を覆うようにアルミホイルを敷いておきます。こうしておけば、灰を取り出すのもホイルをまとめるだけで簡単だし、コンロも灰だらけにならずにすみます。炭の反射効率も高まるので一石二鳥! キッチン用の薄手のホイルは破れやすいので、厚手のものを持っていきましょう。ホイル焼きや焼きそば用のフライパン代わりにも使えます。

コンテナボックスで持ち帰って、洗いモノは家で

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公園BBQなど終わった後に水道を占拠してコンロや焼き網、食器まで洗い物している人がいますが、あれってとっても迷惑です。現地で洗い物はせず、持ち帰って家できちんと洗ったほうが断然きれいになりますし、公園の水道も汚しません。そのために食材などを持ち運んで、帰りは汚れ物を入れて持ち帰るコンテナボックスを持っていくと便利です。BBQコンロは錆びつくこともあるので、ボロ布で拭き取るぐらいで十分。焼き網は洗って再利用より、100均のBBQ用網を使い捨てるのが衛生的です。

最近は場所取りからセッティング、食材の用意から後片付けまでやってくれるBBQ業者もありますので、後片付けがめんどくさいと思う人は活用してみるのもいいと思います。自然のなかで遊ぶなら「帰るときは、来たときよりも美しく」が合言葉。次に来たとき、自分がきもちよく使えるように、ひとりひとりが心がけたいものですね。

文/池田保行(日本BBQ協会 初級BBQインストラクター)