いよいよBBQシーズン到来! 外でレジャーシートを敷いて気の合う仲間や家族と一緒にごはんを食べるのはまた格別ですね。炭をおこしてお肉を焼いたり、シーフードや野菜を焼いたりするのは楽しいけれど、さっぱりとしたサイドメニューも欲しくなります。

そんな一品にぴったりの手間無しメニューをご提案。太陽のエネルギーをたっぷり吸収した真っ赤に染まったトマトに、鮮やかな黄色がキレイなパプリカをドレッシングにして初夏の彩りサラダを作ります。味の決め手は、作り置きメニューとしても優秀なマリネをアレンジして作る簡単おいしいスムージードレッシング

栄養満点、おいしいトマトの見分け方

20170519_tomato_1.jpg春から夏に向けて旬を迎えるトマトは、いまが一番おいしいとき。おいしいトマトは真っ赤に熟れて、皮は薄くて色むらがなくハリとツヤがあるもの。そしてヘタは緑が濃く、ピーンと新鮮なものずっしりと重いものを選びましょう。

ご存じのとおり、トマトは栄養もたっぷり。強い抗酸化作用を持つリコピンは、シミやシワの予防などの肌ケアに、酸味のクエン酸は、夏バテや疲労回復に有効です。トマトの皮の部分に多く含まれるケルセチンは、血管の病気を防ぐに効果も。意外にも食物繊維も豊富なので整腸作用が高く、コレステロールを溜めにくくダイエットの強い味方にもなってくれます。そして、うまみ成分でもあるグルタミン酸は内蔵脂肪を溜まりにくくし、お肌の保湿効果も期待できると! まさにスーパーフードといえる野菜なんです。

作り置きパプリカのマリネ

<材料>2人分

パプリカ(黄) 2個
(A)マリネ液
すし酢 50cc
水 50cc
ローリエ 1枚
ブラックペッパー(粒) 10粒(粗挽きを少々に変えても可)

<作り方>

1.(A) のマリネ液の材料を鍋に入れ、一煮立ちさせる。
2.液体量が半分位に納まる耐熱容器に入れておく。パプリカは縦半分に切る(種はそのままでOK)。
3.グリルもしくはオーブントースターに種の部分を下にして皮が全体的に黒くなるまで焼く。
4.冷水に付けて、皮と種を取り除く。
5.水気を拭き取り、マリネ液に漬込む。冷蔵庫で1日ねかせて完成。

厚切りトマト on パプリカのスムージードレッシング

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<材料>2人分

(B)スムージードレッシング
パプリカマリネ 1/2個分
マリネ液 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1

トマト(中) 2個

<作り方>

1.(B)を小型ミキサーにかけてピューレにする。
※ローリエとブラックペッパーの粒はミキサーに入れない様に注意してください。
2.トマトは1cm厚の輪切りにし、お皿に並べる。
3.ドレッシングを上からたっぷりとかけて、オリーブオイルを少々(分量外)をかける。
4.お好みで、ハーブやピンクペッパー、パルメザンチーズやケーパーを散らして完成。

20170519_tomato_2.jpg

パプリカ以外にもカラフルな野菜のマリネを作っておけば、ひと手間で華やかなスムージードレッシングに。サラダのバリエーションが広がりますよ。

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(フードコーディネーター・料理のツボ研究家 つちだ縁)

tomato via shutterstock

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