気温差の大きい春や、ジメジメとした梅雨の時期。なんとなく体が重かったり、眠りが浅くなったり、心身に不調を感じることが多いもの。なるべく体に負担をかけずに体調を整えるには、生活習慣の見直しはもちろん、ふだん口に入れる物を気にかけてみるのも効果的。
老舗中国料理店が発信する「薬食同源」のススメ
旬の食材一つひとつが薬だと考える薬膳料理は、まさに内側から健康を支えるのにぴったり。現存する最古の中国料理店「聘珍樓」では、季節毎の「薬膳セミナー」や月替わりで提供する「アンチエイジング薬膳コース」など、わかりやすく薬膳の世界を体験できる機会を提供しています。また、家庭で簡単に毎日作れる薬膳を、との思いから書籍も出版。
毎日手軽に続けられる薬膳茶
なかでも気になったのが、シリーズ展開されている「聘珍薬膳茶」。薬膳料理はちょっとハードルが高いと思ってしまう私は、まずこちらからはじめてみたくなりました。どれも高品質の中国茶をベースに、花やスパイスなどを国際中医師 大田ゆう子先生監修の元に組み合わせたというオリジナル・ブレンドの養生茶です。
2017年7月8日(土)に発売予定の夏季限定薬膳茶「陳皮祁紅茶(チンピキーホンチャ)」は、夏に大切にしたい五臓の「脾(ひ)」に着目したブレンドで、中医学ではもっとも大切な消化器系の養生を目的としているそうです。多湿の時期に感じやすい、胃腸の停滞感や食欲不振。飲食物が詰まったような胸苦しさなどの病気未満の不調に対して、紅茶と陳皮を合わせることで内側から温めて湿滞感を解除する作用が期待できるのだとか。
他にも、気になる効能のブレンドがいっぱい。
「爽涼安快茶(ソウリョウアンカイチャ)」は、暑くて頭がすっきりしないときや、寝苦しいとき、落ち着きたいときに。
「紅透肌茶(ベニトウキチャ)」は、ルイボスやクコノミがブレンドされているので美容が気になるときに。
「紅薫温茶(ベニクンオンチャ)」は、ナツメ、シナモン、生姜など体を温める力が結集。冷えや血の巡りが気になるときに。
季節、体調、気分に合わせてチョイスして、手軽にお茶で心身をセルフケアしてみたいと思います。
[聘珍樓]