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最近ではパフェに入ったり、アイスになったりと活躍の場を広げている「わらび餅」。トロけるようなやわらかさと、何とも言えない弾力に肩の力がホッと抜けるような感じがするので、リフレッシュしたいおやつタイムにぴったり。

わらび餅といえば、見た目はきれいな白の半透明で、きな粉や抹茶がまぶしてあるというイメージでしたが、あまり見かけない漆黒のわらび餅レシピがありました。じつは「本わらび粉100%で作ると、こんなに黒々と仕上がるのだそう。よく食べていた白っぽいわらび餅は、原材料にさつまいもなどのでんぷんが使われていたようです。

貴重なわらび粉だけで作る、本わらび餅レシピ

製菓・製パン材料の専門店「クオカ」の木下舞さんによると、わらびの根からごく少量しかとれない貴重な本わらび粉だけで作った「本わらび餅」は、おいしさが全然違うのだとか。

<材料(4人分)>・本わらび粉…50g
・水…250ml
・グラニュー糖…100g
・きな粉…適量
・黒みつ…適量

<作り方>1. ボウルに本わらび粉を入れて水を少しずつ加え、粉のかたまりを指で軽く握って潰しながら溶かしていく。
2. 1をざるで濾しながら鍋に入れ、火にかける前にグラニュー糖を加えて溶かす。
3. 鍋を中火にかけ、木ベラの面を鍋肌に沿わせるようにかき混ぜながら煮る。生地が半透明になり艶が出て、強い粘りが出てくるまで力をこめて混ぜ続ける。
4. 3を、きな粉を敷いたバットの上に移し、上下まんべんなくきな粉をまぶす。まだ温かいうちにひと口大にちぎる。※やけどに注意
5. 常温に置いて粗熱がとれたら出来上がり。食べる直前に冷蔵庫で30分ほど冷やしてもOK。仕上げに黒みつをかける。

(「FOODIE」より引用)

本わらび餅は時間が経つほどに口溶けが悪くなってしまうため、お店で作られたものでもできたての食感はなかなか味わえないのだとか。究極の美味しさを味わえるのが手作りならではの醍醐味。本わらび粉は多少値が張りそうですが、ぜひその味を試してみたいと思いました。

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