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市場には現在、海塩・岩塩などありとあらゆる国と地域から集められた、非常にたくさんの種類の塩が存在します。きっとそれぞれベストの使い方があるに違いない! そう思い、いま一番気になる2つの種類の塩を調べてみることにしました。

手軽なミネラル補給にはピンクソルト・ウォーター

ひとつめは「ピンクソルト」。風邪をひきやすい人・花粉症で悩む人が行う鼻うがいなどに、ピンクソルトの岩石を入れて溶かし使う人も多いと聞きます。空気洗浄の役割を果たすだけでなく、またお風呂に入れれば84ものミネラルが溶けだし、デトックスにもなるという優れた効果をたくさん持つピンクソルト。それ以外にも興味深い使い方があり、例えばアメリカのホリスティックに関するスペシャリストでジェシカ・アルバなどを顧客に持つケリー・ルベークさんによると、ひとつまみのピンクソルトを朝のレモン水に足すだけで、立派なイオン水となるそう。汗で失ったミネラルなどをすばやく吸収してくれるので、スポーツ選手にはおすすめなのだとか。

ピンクソルトの選び方は、色が濃ければ濃いほど鉄分多く、ピリピリしたしょっぱさが少ないのだそうです。ヒマラヤ岩塩の専門店ではすりがねおろしで使える塩の塊も売っているので、まるごと塊を購入してパルメザンチーズのように使うごとにすりおろし、贅沢なフレーバーを楽しんでみてください。

調理にはコーシャー・ソルトを

海外の料理本をめくると多く見られる「Kosher Salt(コーシャ・ソルト)」。通常のテーブルソルト(精製塩)と違い、自然塩で、かつミネラル豊富。しかしヨードは含まれていないものです。ユダヤ教の食事規定における厳しい審査に合格した安全かつ品質の高いものだけを指し「コーシャー」と呼ばれています

@eatsbythebayがシェアした投稿 – 2017 4月 27 1:27午後 PDT

これからの季節はバーベキューにもぴったり

とくにフランスのスーパーにはこのコーシャの製品がずらりと並んでいるのを見ると、やはりグルメの国だと驚きます。見た目は粗いフレーク状をしており、そのために野菜・肉などにパラパラと均一にかけることができること、またパスタをゆでる際のお湯に入れてもおいしいのだとか。添加剤を使用していないのも特徴です。個人的にはパプリカなど野菜をグリルしてコーシャ・ソルトといただくとおいしいと思います。

食材が一番に活きる塩。自分だけのお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

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image via Shutterstock

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