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春の嵐が過ぎたら、一気に夏の兆しが見えてきました。この時期に美味しい食材は『長芋』『ホタルイカ』。ビールやハイボールが進む季節にもなってきましたので、旬のものを使って手軽に作れるおつまみはいかがでしょうか。今回は、長芋とホタルイカを使って青のりの利いた酢みそがアクセントの『おつまみ揚げ』を作ります。

長芋は、アレンジ自在のデトックス食材

長芋の収穫時期は、1年に2回『春掘り』『秋掘り』があるのですが、今がまさに春掘り長芋が旬! ビタミン、カルシウム、カリウムや酵素と食物繊維が豊富に含まれているので、腸内のデトックスにも一役買ってくれる食材。スキンケアやアンチエイジングの観点でも注目されています。

加熱せずにすりおろして、とろろで食べると酵素を上手く取り入れられますし、加熱してほくほくと甘みのある食感を楽しむ食べ方だと、呼吸器系を強くする働きも期待できるそう。フライパンやオーブントースターで焼いたり、揚げたりとバリエーション豊かに楽しめるのも魅力です。すりおろしたものを冷凍保存袋に入れシート状に凍らせ、必要な量を自然解凍してとろろとして使うのもおすすめです。

美味しい長芋を選ぶコツ

丸のまま1本が良いのですが、カットされて少量で売られている場合は、ひげ根が残っているものが良く、細く首に近い部分よりもずっしりと太いもの、切り口が白くて瑞々しく鮮度の良いものを選びましょう。

長芋とホタルイカのおつまみ揚げ

170422_syun_1.jpg<材料>2人分(調理時間20分)

ホタルイカ 8杯

材料A
みりん、酒、醤油 各小さじ1/2

長芋 40g
大葉 4枚
春巻きの皮 2枚

材料B
酢みそ 大さじ1(ホタルイカに添付のものを使用)
青のり 小さじ1/2

材料C
薄力粉 小さじ2
水 小さじ1
揚げ油 適量

<作り方>

1.ホタルイカは目を外し、Aを合わせたものに漬ける。
2.長芋は皮を剥いて太めの短冊に切る。大葉は縦半分に切る。
3.春巻きの皮を1枚を十字に4等分に切る。
4.春巻きの皮のザラザラした面に、大葉を置きBを混ぜ合わせたものをぬり、その上にホタルイカと長芋をのせる。
5.とじ目に近い左右のフチにCを合わせたものを糊として多めに塗り、しっかり留める。
6.180℃に熱した油でキツネ色に揚げれば出来上がり。

調理のポイント

食感を良くするためホタルイカの目は取り除くこと。

揚げている際に皮が破裂しないようにするには、春巻きの皮を湿らせないのがコツ。欲張って沢山イカを入れずに1枚に1杯がよいでしょう。巻いたら直ぐに揚げましょう!

参考文献:「からだにおいしい野菜の便利帳」高橋書店

>>つちだ縁さんのアレンジおかずレシピ一覧

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