Business Insider Japanより転載:ちょっと小洒落たお店に行くと、白米と雑穀米や玄米が選べたりして、しかもこういうお店はバイトの女の子が若くて可愛らしいことも多く、本当は白米が食べたいけど、ここで白米を選ぶとなんだか小洒落てない人みたいに見えてしまうし、「なんでこの店に来たんですか」なんて思われてしまうのもいやなので、ついつい雑穀米を頼んでしまう、と最近のおじさんたちが苦悩しているとかいないとか。

雑穀米や玄米はわりと一般的なので、普通のスーパーでも最近は簡単に手に入るようになりました。そんな中であまり脚光を浴びて来なかったけれども、じつはお米と一緒に炊いてみると美味しい「そば米」という存在を最近になって発見したのでご紹介します。

そば米には米という名称がついていますが、米ではなく、そば粉にする前のそばの実なので、そばアレルギーの方は要注意です。炊き方はとても簡単で、一合のお米に大さじ一杯分くらいのそば米と同量の水を混ぜて普通に炊飯器で炊いてください。

炊きあがったお米はそばの風味がほんのりと混ざっていて香ばしく、かつ、そば米のプチプチ感が食感にもプラスされとってもよい感じでおいしくいただけます。

しかも、味だけでなく、そば米にはビタミンB1、B6、ナイアシン、パンテトン酸、マグネシウム、銅、ルチン、トリプトファンなどの栄養素が豊富に含まれているので、新陳代謝が上がり、冷え性にも効果的なんだとか。

雑穀というとそのままの状態で食べる、というイメージがありますが、そば米は一度茹でたそばの実を乾燥させ、外皮を取り除く、という過程を経ているので、残留農薬の心配も少ない、という優れものなのです。

あまりスーパーでは見かけないかもしれませんが、ネットで検索するといろいろと出てくるので、興味のある方はぜひ試してみてください。ちなみに僕が購入したのは、千葉の成田産のそば米。200gで350円でした!(成田空港第二ターミナルにある小さなマルシェがじつは穴場でとってもおすすめです)。

参考:そば米の特徴や栄養価のまとめ

[Business Insider Japan]

image via shutterstock

(まいるす・ゑびす)

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