こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

春は出逢いの季節。新しい環境や、新しい縁など、さまざまなところで人と会い、話す機会が増えてきます。こんなとき、どうしても自己紹介が苦手だと感じる人、最初に出会った人と何を話せばいいんだろう? と戸惑ってしまう人もいらっしゃると思います。

けれど、人は会話だけで相手の第一印象を決めているわけではありません。たとえ上手く話せなかったとしても、饒舌ではなくても「なぜか相手に気に入られる」そんな人がいるんです。それは、人が意識しない「深層心理」で、相手の心をつかんでいるから。今回は、好感度の高い自己紹介から一歩踏み込んだ、プラスアルファの深層心理術をお伝えしていきたいと思います。

初対面の印象は何で決まる?

多くの人が第一印象を良くするために「会話」や「挨拶」にばかり気をつかっていますが、じつは人の脳は目に見える会話だけではなく、

人と話しているときの笑顔に差がないか?(人によって態度を変えてないか?)

丁寧な振る舞いをしているかどうか?

物を丁寧に扱っているかどうか?

周囲に気配りをしているかどうか?

同性でかたまったときの態度と、変化していないかどうか?

会話にさりげなく「逆に」「でも」など、相手を否定するニュアンスが込められていないかどうか?

こんなことを瞬時に受け取り、「相手が会話で表現していることと、態度(無意識の行動)が一致しているかどうか?」を深層で見極めているのです。

たとえば、会話上手であっても、誰にでも中身のない話をしていれば「ただ媚びているだけだな」と思いますが、変にお世辞を言わず、さりげなくどんな人にも公平にお辞儀をしたり、丁寧に話している人の方が「信頼できる」と感じるのです

未来の話をしてその後につなげる

第一印象といっても、人が見るのはその場限りの一瞬の関係性ではありません。「これからこの人と一緒にいたら、どんな温かい創造性のあることをしていけるかどうか?」ということを、人は無意識に計算します。ここでの計算とは、計算高いという意味ではなく純粋な期待です。

今何をしているか何ができるかということだけでなく、これからどんなことをしていきたいか、未来のためにどんな努力をしているのかなどを語ってみましょう。相手はあなたに希望を見出してくれます。

たとえば、「資格を取ろうと思って勉強している」ということでもいいですし、「今やっている仕事をもっと広げるためにこんな企画を考えている」「将来的にこういう分野に切り込んでいきたい」など、ここでは将来的な観測でいいのです。具体性がなくても大丈夫です。

人は、人とのつながりによって、今の状況を変えてもっと別の可能性を見出すことを深層では望んでいます。こうして未来の話をすることで、その未来が起点となり、「これから一緒に何かをしたい!」と思わせる新しい人脈が作れるようになります。

人として相手を大切にする

最後に大切なことは、肩書きや性別、年齢に関係なく、人として相手を純粋に大切にすることです。たとえばそれは、「お忙しいんですね、お体に気をつけてください」という一言かもしれません。相手に配慮して離れたところからお辞儀をする、相手に笑顔を送るということかもしれません。

うまく話せなくても相手の話を聞こうとする優しさは、視線だけで伝わることもあります。「人として私はあなたを認めているし、とても大切にしている」という思いが伝わることで、相手はぐっとあなたを信頼してくれるでしょう

言葉や会話だけではなく、人としての在り方で、360度信頼されるあなたになる。小さなことに囚われることなく、もっと人として信頼されるに足るあなたになるために、堂々と新しい一歩を踏み出してみてくださいね。

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