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すっきり涙活。ストレス解消になる上手な涙の流し方、5つのポイント

すっきり涙活。ストレス解消になる上手な涙の流し方、5つのポイント

歳のせいか、最近もろくなったように感じます。

とくに思い入れのないスポーツなのに、表彰台で感涙している選手の映像を見ていて、なぜだかホロリ。野生動物の家族愛を追いかけたようなドキュメンタリーを見ていて、ホロリ。もう数えきれないほど見ている映画なのに、何度目でも号泣。そのあとは、不思議とすっきりした気分になることが多いです。

ひと昔前に「涙活」という言葉が流行ったので、なんとなく涙がストレス解消と関係があることは知っていましたが、どうやら医学的にも認められている効果のようです。

泣く理由から探る、涙のヒミツ

東邦大学医学部統合生理学教授・有田秀穂先生によると、私たち人間が流す涙は3種類に分けられるそうです。

ひとつ目は、ドライアイ防止や角膜保護のために常に分泌される"基礎分泌の涙"。ふたつ目は、玉ねぎを刻んだ時や目にゴミが入った時に防御のために出る"反射の涙"。そして3つ目が、悲しみや感動で流す"情動の涙"です。(中略)"情動の涙"には、その時の高まっている感情を抑え、心身をリラックスさせる力が秘められています。

(「太陽笑顔fufufu」より引用)

「情動の涙」は心が動いたときに流れる涙ですが、悲しいときや悔しいときの涙は、大人になると我慢しがちなもの。代わりに、感動したり、共感したときに流す涙の方が多くなるようです。これは人生経験を積み、他人の痛みや喜びを自分の体験と重ねることで、心を開放しているのだとか。涙もろくなったのは老化現象だとマイナスなイメージをもっていましたが、成長の証のようでちょっと安心しました。

人間は、成長する過程でさまざまな困難にぶつかりストレスを感じます。"情動の涙"は、前頭前野の発達していない動物には流すことができません。"情動の涙"は、神様がストレスを溜め込んでしまう私たち人間に与えてくれた、特別な機能なのだと私は考えています。

(「太陽笑顔fufufu」より引用)

せっかく与えられた力なら、もっとうまく活用する方法が知りたい!

上手な涙の流し方、5つのポイント

ストレス解消につながると分かっても、そうそう簡単に流せるものではありません。効率的でスマートにできる、上手な涙の流し方とは?

1. 泣きたい時は個室に駆け込む涙をがまんするとストレスになります。ただ、周りの人を不快にさせる場合もあるので、なるべく人前は避けましょう。職場などでどうしても泣きたくなったら、席を外して個室など誰もいない場所で思い切り泣きましょう。

2. 泣くのは夜。とくに余裕のある休日前に涙を流すのは、これから活動し始める朝よりも、夜が最適。とくに休前日の夜であれば、1週間溜まったモヤモヤを洗い流して心身をリセットし、爽やかな気分で休日の朝を迎えることができます。

3. ストレス解消には涙の量は関係ない涙が少しでも流れたら、それは副交感神経にスイッチされた証拠。号泣する必要はありませんので、あまり気負わない方がいいでしょう。涙の量が重要ではなく、スイッチを切り替えることが大事。

4. 共感しやすい素材を用意する"情動の涙"は共感がなければ流れません。映画でもドラマでも、登場人物に感情移入しやすいものがおすすめ。「いつ見ても泣いてしまう」というものを持っておくと、くり返し見ることで共感が深まります。

5. 時には、誰かと涙を分かち合うひとりの方が涙を流しやすいかもしれませんが、分かち合うことでさらに大きな共感が得られ、よりスすっきりする場合もあります。たまには恋人同士や親しい友だちと一緒に感動する映画を見て、涙を流しましょう。

ちなみに、子どもが泣くこともストレス解消の行為だそうなので、人目があるときは心苦しいですが、泣きやむまで泣かせて、すっきりさせてあげるのがよいそうです。号泣したあと、力が抜けたように眠くなるのは、それだけリラックスしたということだったんだなと納得しました。

泣ける映画とお酒と美味しいおつまみを用意して、たっぷり溜まったストレスを解消する。大人の週末には、そんな時間を設けてもいいかもしれません。

太陽笑顔fufufu

image via shutterstock

片岡理森

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