1. Home
  2. MIND
  3. 出会いの春。はじめましての人と距離が縮まる会話のポイント

出会いの春。はじめましての人と距離が縮まる会話のポイント

木谷梨子

出会いの春。はじめましての人と距離が縮まる会話のポイント

春は、人間関係に変化が起きる季節。口下手な私は初対面の人と何を話したらいいのかわからなくなり、気まずい沈黙がおりることも......。出会ったばかりで共通の話題が見つけにくい相手とは、どうしたら会話をはずませることができるのでしょうか。

"気持ち"を見失っている?

野口敏さんの著書『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール』(株式会社すばる舎)によると、会話というのは"言葉"ではなく"気持ち"のやりとり。何か気の利いたセリフを言うより、お互いが日常的に感じている気持ちにフォーカスすることが大事とのこと。読んでいるうち、私が知り合って間もない人との会話に苦手意識をもつ理由がつかめてきました。

私たちはふだん、「せつない」とか「寂しい」などという細やかな気持ちを感じるゆとりを失っています

(『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール』36ページより引用)

忙しさのあまり、気持ちをゆっくりと感じる暇をもてなくなっている方は少なくありません。自分の気持ちから切り離されると、他人の気持ちもわからなくなってしまうんです

あなたが本気で会話力を身につけたいのであれば、断ち切ってしまった感情とのパイプをもう一度、つなぎ戻す必要があります

(『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール』6ページより引用)

心をなくすと書いて「忙しい(いそがしい)」とはまさにそうで、時間に追われていると、自分自身の喜怒哀楽と向きあう余裕がもてなくなります。自分の気持ちがわからない。他人の気持ちはもっとわからない......。こうして伝えあうべきことを見失った状態が、会話をむずかしいものにしています。話す前に、自分の内側をじっくり見つめてみる必要があると気づきました。

自分の気持ちを「ちょっぴり」あらわす

取るに足らないような事柄にも、心は反応しているもの。野口さん曰く、楽しい会話をするコツは、自分の内面で起きる「ささやかな」変化を「ちょっぴり」オープンにすること。

ありふれた日常の一コマを切りとって話題にする。 例:「ベランダの花が咲いた」「朝の身支度に手間取った」「傘を持ってきたか」など人をあっと言わせるような、特別な出来事でなくてもいい。ちょっとした気持ちの変化をシンプルに表現する。 例:「なんだかうれしい」「内心あせった」「一瞬迷った」など怒りや悲しみ、ねたみなど、強い感情の動きは、話題に適していない。

ほんの少しのしあわせ、ささやかな喜び、ちょっとした気の迷いなどをていねいに拾いあげてみれば、親しみを感じてもらえる話題に変わります。コミュニケーション下手な私は、「本心をさらけ出そう!」と力んで自己開示のさじ加減を失敗してきたような気がします。「どちらかというと、小さくて可愛いもの」を表現するひかえめさが、相手との距離を縮めるポイントなのです。

相手の気持ちをたずねてみよう

会話を盛り上げるために大切なのは、自分の話は「ちょっぴり」で切り上げて、相手の聞き役に回ること。「他人が何を感じているのかなんてわからない」と思っていたから、人の話に対する反応が鈍くなってしまうのが私の悩みでしたが、自分の情緒に敏感になると共感する力も高まるもの。「旅行? 楽しかったでしょうね」「残業? それはつらいですよね」のように、相手の心情をくみとったリアクションでちょっとだけ聞き上手に。

相手がどのような心境なのか想像がつかない場合もありますが、そういうときは「どんな気持ちでしたか?」とたずねればいい、と野口さん。プライバシーに関することなどで聞いてもいいのか迷ったら、これも「聞いてもかまいませんか?」とたずねればいいとのこと。わからなければ聞く素直さも大切ですね。

特別な話題や会話術に頼らなくても、自分の気持ちをあらわしながら相手の気持ちもくみとった会話で、この春初めて会う人とも楽しく交流できそう。まずは、家族や友だちなどの身近な人たちとのおしゃべりを通して練習中です。

株式会社すばる舎

    specialbunner

    Ranking

    1. 腹痛や急にトイレに行きたくなる。「卵巣がん」の地味なサインとその怖さ

    2. 健康によいコーヒーの量は、1日何杯か? 研究結果から解析

    3. 風邪を寄せ付けないための10か条。引きはじめは亜鉛を摂ろう!

    4. 「会話がつまらない」と思われる人がしてしまいがちな雑談のNG例

    5. いまこそ知っておきたい、「生理」と「ピル」の基礎知識

    6. 閉経後女性の乳がん予防に有効な食事とは?

    7. 「自分は大丈夫」と思わないで。がんを克服した9人のアドバイス

    8. 防水なのに蒸れない。ザ・ノース・フェイスが開発したウエアが革新的!

    9. 同僚へのミスの指摘。「敵」と見なされないために気をつけたいこと

    10. トレーナーに聞いた! 結果が出る筋トレとは?

    1. 「会話がつまらない」と思われる人がしてしまいがちな雑談のNG例

    2. 20代もうらやむ見事な腹筋! 46歳女性がやってる筋トレメニューは?

    3. めんどくさい人と金輪際関わらないようにできる、うまい方法10

    4. まわりにこんな人いませんか? あなたを困らせる「有害な人」の心理と特徴

    5. 風邪を寄せ付けないための10か条。引きはじめは亜鉛を摂ろう!

    6. 「月経カップ」、知っていますか? ナプキンとどちらが使いやすく安全?

    7. 腹痛や急にトイレに行きたくなる。「卵巣がん」の地味なサインとその怖さ

    8. 閉経したら卵巣はどうなる? 卵子はいくつあるの? 卵巣のキホン

    9. 何十年も熟睡できなかった男性が行き着いた、究極の快眠方法とは?

    10. 痛みがなく気づきにくい「卵巣」の病気3つ。度重なる下痢や便秘は疑って!

    1. 全身に小さなリング状の発疹、「環状肉芽腫」ってどんな病気?

    2. 「会話がつまらない」と思われる人がしてしまいがちな雑談のNG例

    3. スクワットは毎日すべき? 丸みのある美尻をつくる理想の回数は

    4. 無視してはいけない5つの虫さされ......場合によっては病院で診てもらいましょう

    5. 「背中が痛い!」それ、実は重大な問題かも。医師の診察を受けるべきサイン

    6. 月曜断食中の美容ライターが感じた、減量以外のうれしい変化と困ったこと

    7. 気になる締めつけ感は? 美尻が叶うと話題のガードルを穿いてみた

    8. 体の背面の全筋肉群を一気に鍛える! 5つの背中エクササイズ

    9. 胃痛や腹痛を早く治す方法とは? マッサージやペパーミントが味方に

    10. 長引く咳は風邪じゃないかも。「がん」と診断された女性の実体験