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乳酸菌たっぷり腸内環境を整えてくれる、ドイツの「飲むパン」って?

乳酸菌たっぷり腸内環境を整えてくれる、ドイツの「飲むパン」って?

美容にはかかせない腸内のメンテナンス。乳酸菌がとても大きな役割を果たすことはよく知られていますが、「生きたままの」乳酸菌を摂れるものとしてドイツで重宝されているのが「ブロート・トルンク」。飲むパンと言われている、ビューティー・ドリンクなんです。

酸っぱい・さっぱりで快腸生活

このブロート・トルンクはどこのスーパーや薬局でもお目にかかるもの。見た目は緑茶のような、うすい黄緑色をしています。味はといえばところてんの汁のような酸っぱい味をしていて、正直とってもおいしい! とは言い難いもの。けれどこの奥深い酸っぱさが結構クセになってしまい、スープにしたりソースとして活用したりと、さまざまな工夫をこらすだけでおいしくいただけます

通常の飲み方としては、3度の食事前に、それぞれグラス一杯(150ml)をいただきます。食べ過ぎてしまったり、お腹の調子がすぐれない時だけの応急処置として口にする人も。口にした食べ物によりニキビができてしまったり、アレルギー反応が見えた場合、腸内環境をまた元通りに元気にしてくれる、いわゆる「腸のデトックス」として飲んでいる人が多いようです。

このドリンクを飲むと腸内の乳酸菌が増え(1mlにつき5億の乳酸菌)、消化が促される効果があります。ビタミン類(特にビタミンB12とビタミンK)が豊富であること、また13種類のアミノ酸が含まれていること、さらにヘモグロビン値をあげ、アトピー性皮膚炎にも効果をあげることがわかっていることから、酸っぱすぎて飲みづらいザウワークラウトの汁にとってかわるものとしても注目を浴びてきています。

お手本はロシアからやってきた栄養ドリンク

このドリンクの材料は、もっちり・どっしりした、酸味が特徴であるライ麦殻粒100%の「フォルコーン」と呼ばれるパンからできています。このようなパンを発酵させ、水や塩、スパイスなどを混ぜたアルコール飲料をロシアでは古くから栄養ドリンクとして飲んでいたという歴史があるようです。

ロシアにて戦争に敗れ、このドリンクを飲み与えられたドイツ人兵士の体の免疫力が非常に強かったことから、ドイツでも同じようなものを作ろうと長く試みがなされていたのだとか。1981年になり、パン屋のマイスターであったヴィルヘルム・カネ氏がはじめてノンアルコールの栄養ドリンク開発に成功し、今に至ります。

現在ではセラピーとしても使用されるこのドリンク。子ども向けにはリンゴ果汁や桃の果汁を1:1で割って飲むとおいしくいただけるとされていて、その効果は日々研究されており、大変興味深いです。

パンの国からやってきたこのビューティードリンク。日本でもいつか、お目見えするでしょうか。

Gesundheitswissen

image via Shutterstock

キュンメルめぐみ

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