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みなさん、朝食はどんなものを食べていますか? 寒さが厳しい朝には、ほっこりからだが温まる野菜のポタージュがおすすめ。「朝は忙しくて、そんな時間ないし……」という人でも大丈夫!

野菜のポタージュ』という本には、1週間分をまとめて仕込んでおくという方法で、75種類の簡単レシピが紹介されています。 『野菜のポタージュ』のレシピはとてもシンプル。バターで炒めたり、クリームを加えたりすることもなく、切った野菜を鍋に入れ、ゆっくりと蒸し煮にしてつぶし、豆乳や牛乳でのばして温めるだけ。

この本の著者の石澤清美さんは、慌ただしい日々に疲労が重なり、寝ても疲れが取れず、食事をとることすら面倒に感じる朝が続いたときに、「何とかしなくちゃ」とたどり着いたのがポタージュだったそうです。無理なく作り続けられるよう試行錯誤の結果、余分な物をいっさい加えない野菜の素のままの味を感じるレシピが生まれたのだとか。 レシピは野菜の旬によって、春、夏、秋、冬に分かれています。そこで、冬の中にある「ほうれん草のポタージュ」を作ってみました!

ほうれん草のポタージュ

<材料>

・ほうれん草(1束)
・玉ねぎ(1個)
・じゃがいも(4個)
・水(300ml)
・豆乳or牛乳
・塩
・こしょう
・コンソメ

<作り方>

(1)ほうれん草1束を1〜2cm幅にザクザクと刻み、ざく切りにした玉ねぎ1個、皮をむいてざく切りにしたじゃがいも4個と共に鍋に入れます。
(2)水300mlを入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして約25分煮ると、野菜は軟らかくなっているけれど形が残った状態に。
(3)そこに塩少々を加えてミキサーかフードプロセッサーを使うと、あっという間にペースト状に。
(4)これを朝、温めながら豆乳か牛乳でのばして、塩・こしょう、だし、コンソメなどで味を加えればでき上がりです。

石澤清美著『野菜のポタージュ』(マイナビ)より引用

ほうれん草は1年中手に入りますが、寒さが厳しく長いほど、甘みを蓄えるそうで、ビタミンも豊富。濃い緑のポタージュは野菜の栄養そのまま! という感じで、ほうれん草のほろ苦さと玉ねぎの甘みが絶妙のバランス。 じゃがいもが入っているのでボリューム感もあり、軽く塩・こしょうで味付けするだけで十分美味しくいただけました。

この分量は2人で1週間食べられる量なので、ひとり暮らしの場合は半量にして作るといいかもしれませんね。保存は冷蔵なら1週間まで。それ以上になる場合は1食ずつ小分けにして冷凍を。 簡単にできて、毎日のからだを整える朝のポタージュ習慣、試してみてはいかがですか?

[野菜のポタージュ]

※2014年12月の記事を再編集して公開しています。

image via shutterstock

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