1. Home
  2. BODY
  3. 小さい頃からピーナッツを食べてリスクを減らす。変わってきたアレルギー対応のスタンダード

小さい頃からピーナッツを食べてリスクを減らす。変わってきたアレルギー対応のスタンダード

クリハラチナツ

小さい頃からピーナッツを食べてリスクを減らす。変わってきたアレルギー対応のスタンダード

いよいよ花粉症の症状が出始めました。私も子どももアレルギーがあるため「アレルギー」という言葉にどうしても敏感になってしまいます。

子育ての中で、やはり注意していたのは食事。牛乳を与えた際に子どもの全身に発疹ができて以来、とても気をつけるようになりました。そのときの医療のスタンダードは「アレルゲンは与えない」という方針。家でも外出先でも神経質になってしまいストレスになってしまった時期も。

現在は幸いなことに症状は出ることもなく普通の食事ができますが、いまアレルギーに関しての認識が確実に変わってきているようです。

早期の摂取が症状の減少につながる

ピーナッツ・アレルギーに関して、アメリカの国立衛生研究所が発表したガイドラインが大きな話題となっています。それは「幼少期にピーナッツを食べさせるとピーナッツ・アレルギーの予防になる」というもの。

ギズモード・ジャパンより引用)

アメリカではピーナッツは多くの人に認知される鶏卵、牛乳とならぶアレルゲンのひとつとされます。日本でもそばアレルギーと同様に、微量でもアナフィラキシーを引き起こしやすいアレルゲンとして注意を促されることの多い食材。

ピーナッツだけの話ではありませんが、じつは早い段階でのアレルゲン摂取を進める指摘は以前からしばしばありました。ですがそんな食材を幼少期から、というアメリカの国立衛生研究所の発表があるというのをみたときには、本当にいいのか? と正直おどろきました。

2000年の小児科学会のガイドライン発表以降もピーナッツ・アレルギーの子どもたちの数は増え続け、専門家の中でも「3歳以下に食べさせたらいけない」というガイドラインに疑問を抱く人たちが多く出てきていたのです。

米国疾病予防管理センターによると2007年の段階で食物アレルギーを持つ子どもたちの数は300万人にまで増加。これは1997年から比べると18%の増加になります。小児科学会も2008年には証拠が不十分であったとして前述のガイドラインを取り下げています。

ギズモード・ジャパンより引用)

ガイドラインを取り下げた後も多くの家庭ではアレルギーを心配し子どもにピーナッツを与えなかったよう。私が聞いてもやはり抵抗がある話なのでその結果はうなずけます。

負担の少ない治療法の確立へ

この研究では600人以上の幼児を対象とした臨床試験で、早期にピーナッツの摂取を開始することでアレルギーリスクの高い幼児の間でのアレルギー発症が81%も減少するという結果が出たのです。

ギズモード・ジャパンより引用)

81%というのはすごい数値。今までの常識を打ち破るパワフルな結果です。食物アレルギーは当人はもちろん、周りの人、子を持つ親にとっても時につらい思いをするもの。薬などを摂取せず、ごくちいさな頃からアレルギーを克服することができたなら、それに越したことはありません。

新しいガイドラインは2010年の「食物アレルギー診断とマネージメント・ガイドライン」に追加される形になるのだそう。またJournal of Allergy and Clinical Immunologyをはじめとする科学雑誌でも発表される予定なのだそう。

年齢を重ねても多くの人が耐えがたい症状がでるアレルギー。体質やその日の体調によっても思わぬ症状になってしまうこともしばしばあります。医師の診断のもと自己判断は避けることは必須ですが、治療を受ける立場から見て、このように負担少ない治療法が確立されていくのはとてもうれしいことですね。

ギズモード・ジャパン

image via Shutterstock

    specialbanner

    Ranking

    1. 毎日がもっと楽しくなる。脱・顔のかゆみで、心と肌に上向きスパイラル

    2. 美容好きも注目! 福本敦子さんの「自分を慈しむ」暮らしのヒント3つ

    3. 体幹強化&脂肪燃焼をねらって。バリエーションを加えた「プランク」

    4. 部屋着じゃダメ? 今夜からパジャマを着たくなる、これだけの理由

    5. 血液サラサラ効果に期待。レアな栄養成分「エリタデニン」を摂れる秋の味覚とは?

    6. ダイエットに「ゆで卵」がおすすめな理由

    7. 高タンパク・低脂肪な鶏むね肉を美味しく常備。プロの「しっとり冷凍」テクニック

    8. 自分にとっての幸せを見つけるシンプルな4つの習慣/精神科医 Tomyさん【後編】

    9. 幸せの分母は多いほうがいい。ミシュラン1つ星シェフの愛のレシピ

    10. こんなに「栗!」を感じるのは初めて。農家をサポートするベジターレの極みモンブラン

    1. 毎日がもっと楽しくなる。脱・顔のかゆみで、心と肌に上向きスパイラル

    2. 美容好きも注目! 福本敦子さんの「自分を慈しむ」暮らしのヒント3つ

    3. 高タンパク・低脂肪な鶏むね肉を美味しく常備。プロの「しっとり冷凍」テクニック

    4. こんなに「栗!」を感じるのは初めて。農家をサポートするベジターレの極みモンブラン

    5. 2020年10月26日〜今週の運勢 【LUAの12星座占い】

    6. 自分にとっての幸せを見つけるシンプルな4つの習慣/精神科医 Tomyさん【後編】

    7. 体幹強化&脂肪燃焼をねらって。バリエーションを加えた「プランク」

    8. ストレスに負けない「レジリエンス(折れない心)」を身につけるヒント

    9. ポジティブじゃなくたっていい。ポジティブ思考が望まない結果をもたらす場合

    10. クリーミーなスクランブルエッグを短時間で作るコツ/朝食レシピ

    1. 毎日がもっと楽しくなる。脱・顔のかゆみで、心と肌に上向きスパイラル

    2. 美容好きも注目! 福本敦子さんの「自分を慈しむ」暮らしのヒント3つ

    3. 相手の行動を変える、たったひとつのほめ言葉。信頼関係をつくる「100点のほめ方」

    4. 気持ちいい「骨盤ほぐし」で、体の歪み改善&スタイルアップ

    5. 1杯目のコーヒーのタイミングに気をつけるとその日がうまくいく/神経科学で証明

    6. あれこれやらずに、これだけ極めて。腹筋をトータルで鍛えるトレーニング

    7. 若年性乳がんになりやすいのはどんな人? きちんと知りたい「乳がん」のこと/ピンクリボン強化月間

    8. 1分間、集中。全身の筋肉フル稼働の「マウンテンクライマー」

    9. 自分にとっての幸せを見つけるシンプルな4つの習慣/精神科医 Tomyさん【後編】

    10. ストレスに負けない「レジリエンス(折れない心)」を身につけるヒント

    Horoscope

    LUAの12星座占い

    毎週月曜日更新中!

    プレゼント応募やおすすめ情報をGET!メルマガ会員登録はこちら