冬のいま、スーパーの野菜売り場で大きく場所をとられているのが白菜。温かい鍋料理には欠かせませんね。柔らかな食感とやさしい甘みで、いくらでも食べられてしまいそう。でも、鍋料理以外ではこれといったメニューが思い浮かばないのが正直なところ。

そんななか、FOODIEに油で揚げられている白菜のビジュアルが! なんでも、白菜がご飯のすすむメイン料理になるのだとか。

予想外の美味しさに驚き。白菜のご馳走レシピ

料理研究家のタカハシユキさんによると、「白菜は低温の油でじっくりと煮るように揚げることで、水分が飛んで甘さがギュッと濃縮される」とのこと。

「白菜のとろとろ煮込み」の作り方 

材料(3~4人分)

白菜……1株(正味300g)
干し椎茸(水で戻して斜めそぎ切り)……2枚分
万能ねぎ(5cmの長さに切る)……2本分
ねぎ油(市販品)……大さじ2
しょうゆ……大さじ2
鶏がらスープ……150ml
水溶き片栗粉……適量 ※片栗粉小さじ1を水大さじ1で溶く

作り方

1. 使うのは、甘みの強い内側だけ

2. たっぷりの油で、煮るようにじっくり加熱する
中華鍋(またはフライパン)に油をたっぷりと注ぎ、約100度に熱する。白菜の半量を入れ、弱火~中火のふつふつとした状態になる火加減で、じっくりと煮るように揚げる。途中で裏返し、葉の部分が濃いきつね色になったら引き上げる。ペーパータオルなどにのせて、余分な油をきる。残りの白菜も同様にする。

3. 熱したねぎ油でしょうゆを焦がし、白菜を加える
中華鍋の油を除いてきれいにし、ねぎ油を入れて弱火で熱する。しょうゆを加えて香りを立たせる。鶏がらスープを加えてよく混ぜ、白菜を戻し入れ中火で5~7分煮込む。

4. とろみをつけて仕上げる
椎茸を加えて香りが立ったら、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、万能ねぎを加える。仕上げにねぎ油適量(分量外)をたらす。

FOODIEより引用)

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レシピのように豪快に揚げてもいいですが、一口大にしたり、お好みで他の食材を加えたりアレンジもできそう。口に入れると白菜の甘さしょうゆとねぎ油のコク椎茸の香りが押し寄せる一品。白いご飯の用意を忘れずに!

丸ごと買うと余らせてしまうことも多い白菜。味わったことのない美味しさを、早速ためしてみたくなりました。

[FOODIE]

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