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記憶力は年とともに低下しない。記憶力を鍛える4つの方法

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片岡理森

記憶力は年とともに低下しない。記憶力を鍛える4つの方法

人や場所の名前が思い出せなかったり、何をしようとしていたのか忘れてしまったりすることが多いのですが、それはもともと弱い記憶力に加え、早くも老化が進行しているからだと諦めていました。ところが「太陽笑顔fufufu」によると、「年齢を重ねても記憶力は低下しない」ことが最新の研究でわかってきたようです。

「覚えられない」は年齢のせいじゃなかった

脳研究を専門とする東京大学の池谷裕二先生によると、

大人は、記憶力が低下したことをとても気にしますが、実際のところ、度忘れの回数は大人も子どもも変わらないんです。(中略)使わなかった情報は、大人も子どもも半年もすれば忘れてしまいます。ただ、子どもにとって大昔である"半年前"は、大人にとって"最近"だったりしますよね。だから、大人はそんな"最近"のことを思い出せないのがショックなんです。

(「太陽笑顔fufufu」より引用)

大人は思い出せないことを「老化の現象」と捉えて深刻に考えがちですが、子どもは思い出せなくても特に気にはしない。名前が思い出せないことも、大人は子どもと比べて知人の数が圧倒的に多いから、たくさんの引き出しからひとつの名前を取り出すには時間がかかる。ただそれだけの違いなのかと知ると、なんだか拍子抜けして気持ちが軽くなりました。さらに、

記憶を司る脳の海馬には、必要な情報を取捨選択してふるいにかける機能があります。海馬が『この情報は必要』と判断する基準は、生命維持に必要かどうか、これだけ。動物は『ここで死ぬ思いをした』、『こうしたらエサが獲れた』など生命維持に必要なことから覚えていきます。そういうときは集中しているし、対象に興味が向かって感情が動いているでしょう? もの事を覚えるためには興味を持ってワクワクするなど、感情を伴わせることが必要なのです。

(「太陽笑顔fufufu」より引用)

たしかに、すごく痛い思いをしたことや、すごく美味しかった料理のことなど、本能に訴えかけるような出来事は記憶に残っています。大きく感情が動いたから記憶しているのだとすれば、覚えていないことは残念ながら「その程度」のことだったのかもしれません。

記憶力を鍛える4つの方法

覚えていないことに対する罪悪感はだいぶ減ったけれど、それでも楽しい記憶はなるべく増やしていきたい。毎日をほんの少し変えるだけで、脳はもっと活性化するようです。

1. 歩いて、θ(シータ)波を出す人がワクワクすると、海馬はθ波という脳波を出します。このとき脳は活性化し、記憶しやすい状態をつくります。このθ波を意識的に出す方法が「歩くこと」。室内のランニングマシンよりも、外に出て歩くほうが効果的。

2. ブログ、Twitter、Facebookをはじめる記憶力がいい人に「おしゃべりな人」のイメージを持ちやすいのは、人に話して出力することで記憶が定着されていくからなのだそう。「これを人にも教えてあげたい! 共有したい!」と思うことをインターネット上で発信するのも効果的。

3. 連想法でストーリーをつくる買い物リストを思い浮かべ、そのアイテムを組み込みながらストーリーをつくってみます。内容は支離滅裂でも、自分が覚えやすいように組み立てるのがコツ。リンゴの香りやメガネをかけた感覚など、五感もくっつけて覚えると、さらに忘れにくくなるそうです。

4. 口角を上げて笑顔をつくる口角を上げるだけで、脳は「今取り組んでいることが楽しい」と判断し、脳から快楽物質ドーパミンを放出するというから驚き。「楽しいから笑う」のではなく「笑っているから楽しい」のですね。脳も活性化し、自然と集中してリラックスできます。

このほか、暗記しなくてはいけないようなテスト勉強をする場合は、もの事を覚えた直後に8時間の睡眠をとるのが理想だとか。睡眠1~2時間前が学習のゴールデンタイムのようです。また、覚えたことを人に説明したり、ノートにまとめ直したり、アウトプットすることも記憶の定着に効果的なようです。

日頃から脳を活性化できるように、新しい場所に行ってみたり、美味しいものを食べたり、ワクワクすることをもっと増やしていこうと思いました。

太陽笑顔fufufu

image via shutterstock

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