お味噌汁、鍋物、煮物……お料理の味の決め手となり、素材のおいしさを引き出す日本料理にはかかせない存在の「おだし」

どちらかというとお料理の引き立て役なイメージのおだしですが、おだしそのものを楽しむ新しい習慣“のむ天然おだし生活”を提案するお店雅結寿-Miyabi Yuinojyu-」。池尻大橋と三軒茶屋の中間に位置する三宿の交差点からすこし歩いた世田谷公園入口の向かい側にあります。

ドリップ抽出にこだわるおだし

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天然おだしの看板に誘われ入ると、デパ地下に入っているおしゃれなお茶屋さんのような雰囲気の店内。

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カウンターの前に「極み特選シリーズ」「野菜だしシリーズ」「ご当地だしシリーズ」「銘茶だし」の12種の商品が並べられており、気になったものはその場で試飲させてもらえます。

はじめて訪れた際”おだしの試飲”という響きに正直戸惑いましたが、ためしに「銘茶だし」のほうじ茶ブレンドを淹れていただきました。雅結寿では「のむ天然おだし」の香りと旨みを最も楽しめる方法としてドリップ抽出にこだわっています

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パック入りで気軽に楽しめる

目の前でお湯が注がれた瞬間に広がるなんとも言えない芳しい香りに「ほぅ」と心が温まるのを感じました。飲んでみると口の中に旨みと香りがしっかりと広がり、ほうじ茶の角がとれたまろやかな味わいにお腹も満たされます。

つぎに「野菜だしシリーズ」から玉ねぎブレンドを淹れていただきました。こちらはさわら煮干しを使用しているので魚の強みが出ていたのですが、お店の方のおすすめで藻塩をひとつまみ加えると、まるで料亭で出される高級おすましのような味わいに。ほんのすこしのお塩でここまで旨みが引き出されるのかと味の化学変化に感動しました。

それぞれスタンドパックとドリップパックタイプがあるので、気軽に素材や産地によって異なるおだしの風味を楽しむことができます。

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インスタントスープだと添加物や塩分が気になるところですが、天然おだしには必須アミノ酸が豊富に含まれており美容にもからだにも良いことは言うまでもありません。また、だしガラは炒め物やふりかけとして調理すれば栄養を丸ごといただけます。焼き餅に三ツ葉を添えて、ドリップしたおだしを注げば簡単においしいお雑煮が作れそうです。

雅結寿の「のむ天然おだし」は、手間暇かけた、自然本来のやさしい味を教えてくれます。

のむ天然おだし「雅結寿-Miyabi Yuinojyu-

住所:東京都世田谷区下馬2丁目27-14 玉川B&Sビル1F

電話:03-6450-8357

営業時間:11:00~19:00

定休日:月曜日・火曜日(祝日除く)

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