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精神科医のお坊さんが導く #マインドフルネス 実践法

飯島綾子

精神科医のお坊さんが導く #マインドフルネス 実践法

禅や仏教の教え、瞑想について書かれた文章は世のなかにあふれています。しかし実際にその教えがどう日常生活でどうやって活用すればいいかまではほとんどの場合書いてありません。仏教の教えを日常生活に取りいれ、目の前のストレスに対処できている人はほとんどいないでしょう。

精神科医であり禅寺の住職さんでもある川野泰周さんによる本、『あるあるで学ぶ余裕がないときの心の整え方』にはマインドフルネスや禅を日常に取りいれたい人のためのステップが手とり足とり書かれています。

すぐできるマインドフルネス実践

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『あるあるで学ぶ余裕がないときの心の整え方』は、まさに現代人がほしかった「ストレス・マネジメントの実用書」です。 職場の上司が苦手、満員電車がつらい、スマホが手放せないし夜も眠れない......。そんな現代人が抱える主なストレス要因に対して、仏教や禅、そして心理学の視点から丁寧にひとつひとつ対処法を解説しています。

私も個人的におこなっているのが、この本のなかで紹介されている「ラベリング」の方法。イライラしやすい、落ちこみやすいなどの悩みの解決法として、とてもシンプルですぐに実行できるのでいつでもだれでもはじめられます。

日常にいますぐ取り入れてみる

「ラベリング」とは雑念の内容を簡単な単語に置き換えて心のなかで反芻(はんすう)することを言います。そのとき心に浮かんだ雑念を単純な言葉にして心の中で唱えるのです。

(『あるあるで学ぶ余裕がないときの心の整え方』p72より引用)

「肩がいたい 」「車の音が聞こえる」「イライラしている」そういった次々に湧きあがる感覚や感情、思考を短い単語に置きかえ、頭のなかで名前をつけてふせんを貼っていきます。目の前にやるべき仕事がある場合は、これらすべては「雑念」というふせんを貼りつけ、「よし、仕事に戻ろう」と唱えて意識を目の前の作業に戻します。

「今この瞬間に、価値判断をすることなく、注意を向ける」これこそがマインドフルネスの定義です

(『あるあるで学ぶ余裕がないときの心の整え方』p14より引用)

「マインドフルネス」は欧米を中心に広まった心理療法のひとつですが、もともとのルーツは「禅」にあるそう。ブッダが最初の説法で唱えた8つの正しい生き方のひとつ、「正しく意識する」ことを意味する「正念(しょうねん)」を英語にしたものなのだとか。

多くの人が「心ここにあらず」の状態、いわば自動操縦されているかのごとく動き回る現代の暮らしの中でさまよう心は、基準点を見失います。不安と葛藤にバランスを失った人は「心の病」にかかっていくのです。

(『あるあるで学ぶ余裕がないときの心の整え方』p16より引用)

スマホの普及により、ますます人々の間に「心ここにあらず」の傾向が高まっている気がします。 常に「ここではないどこか」に意識を向けやすい状況が心の調和を乱すことにつながります。

自分の外側ばかりを見ていたら自分を見失います。

(『あるあるで学ぶ余裕がないときの心の整え方』p190より引用)

1日のうちにたった数秒でも、自分の内側に意識を向けてみる。そんなちいさな習慣の積み重ねがマインドフルネスへの第一歩なのだと思います。

[『あるあるで学ぶ余裕がないときの心の整え方』]

image via Shutterstock

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