凱旋門とシャンゼリゼ通り© Paris Tourist Office - Photographe : Jacques Lebar
「フランスにいると、10月から11月にかけてが一番嫌い。冬時間になって、日が暮れるのが一気に早くなるし、天気は悪いし......」先日会った、上海出身の友人がため息をつきました。
「でも、その後はまだ良いのよ。11月半ばになると、イルミネーションが始まるもの!」そう、クリスマスの灯りには、気分を高揚させる力があるのです。
パリの街を彩るイルミネーション
クリスマス4週前の11月末には待降節に入るため、フランスでもちょうどいま各地でクリスマス準備が進められています。首都パリでは、主要な通りには特に念入りにイルミネーションが張り巡らされます。
最も有名なのは、凱旋門からコンコルド広場の大観覧車までまっすぐ伸びる「シャンゼリゼ通り」。派手さはありませんが、調和のとれた左右の建築物を照らす灯りを見ると、ああ、クリスマスだなぁと実感せずにはいられません。


高級店が並ぶ「ヴァンドーム広場」や、「フォーブール・サントノレ」の上品でゴージャスな明かりもなかなか捨てがたいものがあります。

ハイレベルなデパートのショーウィンドウ
パリっ子が必ず足を停めるのは、デパートのショーウィンドウ。どこも毎年、アートの域に入るショーウィンドウを企画しており、甲乙つけがたい出来栄えです。眺めていると、おとぎ話の主人公になった気分に......。


クリスマスマーケットも各地で開催
「マルシェ・ド・ノエル」と呼ばれるクリスマスマーケットも、パリのあちこちで開かれます。シャンゼリゼ以外にも、デファンス、左岸のサンジェルマン通り、モンパルナスなど。山小屋風屋台に並ぶ商品が、どれも宝石のように輝いて見えるのも、イルミネーションの魔法でしょうか。

マルシェ・ド・ノエルでは、ホットワインを片手に、雰囲気を楽しむのが王道。寒さも忘れて華やいだ気分になること請け合いです。
[パリ観光局, Printemps Paris Haussmann, Galerie Lafayette Paris Haussmann]
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