ドロっと多い、においが違う? 女医さんに聞く「おりもの」の疑問
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女性なら誰もがふと感じる、おりものやデリケートゾーンの悩み。友達にも打ち明けにくいから、そのまま放置したり、自己流ケアで済ませたりしがちです。でもホントにこれでいいの? って不安になることもありますよね。そこで、女性の体の悩みにくわしい「成城松村クリニック」の松村圭子先生に、おりものにまつわる素朴な疑問をぶつけてみました。
「おりもの」って実はすごい! その訳は?
Q1. そもそも、おりものってなんですか?
子宮や膣の分泌物や、子宮や膣からはがれた古い細胞、つまり老廃物です。女性なら誰にでもあるものです。
Q2. おりものはなにかの役に立つの?
おりものは細菌が膣を通して体に入ってくるのを防いで、膣内をきれいに保ってくれています。また精子の進入を助けて妊娠しやすくする役割もあります。
Q3. おりものってどうしてにおうの?
膣内にいる、乳酸桿菌という善玉菌が乳酸を分泌するため、少しすっぱいにおいがします。すっぱいにおいは健康な証なので、心配しなくて大丈夫。周期によっても変化があり、生理前はにおいが強くなりやすいです。
ただし、ふだんとは違うイヤなにおいがするときは、病気の可能性もあるので医師に相談しましょう。
Q4. 白いボトムスにうつるんじゃないかと心配になることも。おりものの量や質感はなぜ変わるの?
女性特有の「周期」のためです。
排卵期は精子の進入を助けて妊娠しやすくするために、量が増え、卵の白身のような質感に。排卵後は妊娠の成立を見越してフタのような役割をするために、ドロッと粘性のある質感になります。また、生理明けすぐは経血が混じった茶色いおりものが出ることもあります。自分の「おりものパターン」を知っておくと、体調の変化の予測に役立ちますよ。
Q5. パンツについたおりものの汚れが落ちにくいのはなぜ?
おりものが酸化すると色が黄ばみ、頑固な汚れになります。うっかり汚してしまったら、専用の洗剤を使ってぬるま湯でていねいに洗うのがおすすめです。普段からおりものシートを活用していれば、汚れも防げますね。
Q6. デリケートゾーンがかゆい! おりものとの関係性は?
おりものがショーツについたままにしておくと、ムレなどで雑菌が繁殖しやすくなります。膣炎や膀胱炎の原因にもなるので要注意! さらに、化学繊維のショーツやタイトなデニムのしめつけが刺激になることもあります。
Q7. おりものシートの正しい使い方と選び方を教えてください。
肌に優しい素材がベスト。その上で肌ざわりや形状が、自分の好みとライフスタイルに合っているものを選ぶとよいでしょう。
Q8. おりものシートはどのくらいで変えればいい?
つけっぱなしは禁物。トイレにいくたびに交換するのが理想的ですが、日中は少なくとも2~3回は替えましょう。こまめに取り替えることで、においも抑えられます。
松村先生のクリニックを訪れる女性たちも、おりものやデリケートゾーンの悩みを訴える人が少なくないとか。
「おりものって、いつでも女性の体を守ろうとしている健気な存在なんですよ。お気に入りの下着が汚れても、あまり嫌わないであげてくださいね」という松村先生の言葉に、なんだかはっとさせられました。
天然コットンで肌をいたわる
松村先生のお話をうかがって、おりものとうまくつきあうには、まず自分の周期による「おりものパターン」を知ること。デリケートゾーンのムレを防ぎ、いつもサラサラと清潔に保つこと。そして、おりものの量、におい、下着の汚れといった悩みは、「おりものシート」を活用することで対処できることがわかりました。
肌へのやさしさにこだわって「おりものシート」を選ぶなら、「サラサーティコットン100」がおすすめ。日本アトピー協会推薦。表面シートは高品質の天然コットン100%でできており、敏感なデリケートゾーンの肌をいたわってくれます。空気を含んだふわふわの感触が特徴です。
肌ざわりやライフスタイルに合わせてチョイス
「サラサーティ」のラインナップはバリエーションも豊富です。替えを持ち歩けないときや旅行などで荷物を増やしたくないときには、汚れたらめくるだけでまっさらになる「サラサーティコットン100 2枚重ねのめくれるシート」が便利。うっかり経血やおりものでショーツを汚してしまったときには、専用のランジェリー用洗剤もあるんです。
仕事やプライベートに忙しい女性にぴったりな「Sara・li・e(サラリエ)」シリーズは、長時間つけていてもサラサラ感が続きます。香りの良さや個包装デザインがかわいいのも、女性にとっては手にとりたくなるポイント。Tバックショーツ用があるのも、下着にこだわる女性にはうれしい心遣いです。消臭タイプは、生理前などでにおいが気になるときに選びたいですね。
おりものがただの厄介者ではなく、私のリズムに合わせて調整されているものと知り、これからはおりものと上手につきあっていきたいと思いました。今まで当たり前だと思ってがまんしていた、おりものの不快感。一枚のおりものシートが軽くしてくれるなら、試さない手はありません。
[サラサーティ]
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松村 圭子先生
成城松村クリニック院長。患者とクリニックの信頼関係を第一に考え、女性の理想のクリニックを目指し2010年に開院。『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)など多くの著書を持つほか、webサイトなどでも多くの情報を発信している。
撮影(商品)/中山実華 取材・文/大森りえ