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長め袖、股上深めパンツ...流行りもの、どう着る?【おしゃれのおさらい】

おしゃれのおさらい

長め袖、股上深めパンツ...流行りもの、どう着る?【おしゃれのおさらい】

こんにちは。スタイリストの植村美智子です。

クルーネックやボトルネックなど、首が詰まり気味のトップスが主流となっていた、ここ最近。首が短めな人、肩幅が立派な人には、やや厳しいトレンドでしたが、「今シーズン、どのショップにもVネックが並んでいます。深かったり、横に広かったりと、大きくあいたネックラインのアイテムが、多く登場。」子どもの頃から、Tシャツを着ていても、「肩パット、入ってるの?」と言われてしまうような、まっすぐ張り出す肩をしているわたしとしても、Vネックのアイテムの選択肢が増えるのは、とても嬉しいことです。

今回は、自分の体型や好みを踏まえ「流行りもの、トレンドとどう付き合う?」をテーマにお話していきます。

自分の感覚を信じて選ぶ

お店で気になるアイテムを試着したとき、なんとなく違和感があるなぁと感じていても、「今年のトレンドです」「いま流行っているデザインです」「一度完売したんですが、やっと再入荷しました」という言葉に、ふわふわっとその違和感を消されてしまい、購入してしまった経験ありませんか?

たしかに、いまの流れに沿ったファッションをすることは、おしゃれを自己満足で終わらせないために大切なことです。新しいアイテムを投入するのも、ワクワクしますよね。しかし、そのなかから、ちゃんと自分に似合うものを選び着こなせなければ意味はありません

なで肩? いかり肩? 袖選びは変わる

たとえば、「長めの袖がトレンド」だとしても、選ぶアイテムによっては、どうにもうまくバランスが取れない場合もあります。フレアスリーブや、バルーンスリーブなど、袖が主張するデザインのトップスは、おしゃれ度も高く、コーディネートにひとつ投入するだけで、一気にいまの空気感を作ってくれる、便利なアイテムです。

その便利なアイテムを素敵に着こなすには、自分の肩具合とちゃんと相談して選ぶことも必要。

なで肩さんの場合

ネックラインがコンパクトなものを選ぶことが大事です。首のあきがコンパクトであれば、セットインでもドロップショルダーでも、着こなしやすくなるはず。ただし、袖のボリュームは控えめな方が、バランスは取りやすそうです。

いかり肩さんの場合

アームホールが大きめなものを選び、肩周りをゆったりさせてあげることが最重要。セットインであれば、少し中に入ったものを。ドロップショルダーであれば、中途半端な落ち方ではないものの方が、華奢に見えることが多いです。

とにかく、違和感を感じたなら、お店をめぐり別のタイプも試着し、比べてみることが大切。しっくりくるものを探してください。

高度な流行は「なし」にしたっていい

難しいと感じたら、流行っていても、このアイテムはわたしの中では、「なし」としてしまうのも、もちろんOK。

「今年のパンツは股上深め」と言われても、股下がもたつくことや、お尻の丸みが強調されることに抵抗がある人もいるはず。

背が低い人が穿くと、お尻の下に意図しない余計な余りが出てしまい、おかしなバランスになってしまったり、腰回りがふっくらしている人が穿くと、出るはずのゆとりが出ず、そのまましっかりお尻のラインを拾い、より丸みを強調してしまったり

そして、股上深めのパンツは、それなりの着こなし力が必要なアイテムでもあります。こなれた雰囲気を作りやすいリラックス感あるアイテムではありますが、無理をして履くことで下手をすると、おしゃれとは逆の方向に向かってしまうことも......。

流行りものであっても、自分が似合う、着こなせるアイテムを使い、気持ちのいいコーディネートを作ることが大切です。

脳内トレーニングして着こなし力を高める

また新しいアイテムに対する違和感は、「見慣れていない」という理由もあるかもしれません。今年らしさに目が慣れていなかったり、自分が着ているのを見慣れていなかったり。その場合、1ヶ月後に再度着てみたら、違和感がなくなっていた。なんてこともあります。

流行のアイテム、トレンド感の強いアイテムを着こなすには、事前に目を慣らすことも必要。街を歩く人や、ショップ店員さんなど、意識して観察し、まずは脳内での着こなし力を高めるのもいいかもしれませんね。

>>過去の「おしゃれのおさらい」を読む

#17 今年らしく決まる大人のきれいめソックス選び

#16 いつもの服とじっくり向き合いコーディネートを楽しむ

#15 シンプル服が地味に、顔周りでガラリと変える

#14 秋へスイッチ。深い色のアイテムで新鮮さをプラスする

イラスト/米山夏子

植村美智子

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