1. Home
  2. MIND
  3. 気持ちの声に耳を澄ませると見えてくるものは...

気持ちの声に耳を澄ませると見えてくるものは...

木谷梨子

気持ちの声に耳を澄ませると見えてくるものは...

幼いころから、自分の容姿や性格がとるにたりないもののように思えていた私は、何をするにも自信をもてませんでした。だからこそ、自分自身を受け入れる方法を人一倍知りたがっていたのかもしれません。

そんななか出会ったのが、臨床心理学者パット・パルマーの『自分を好きになる本』(径書房。私は、その本から自己肯定感を高めるためのヒントを受け取りました。

自分の気持ちを確かめる

〈きもち〉は、心の中で、あなたにとっていちばん大切なことを教えてくれる。

〈きもち〉は、なにをするか、なにを言うか、なにが好きか、なにがキライか、あなたが決めるのを助けてくれる。〈きもち〉って、ほんとにいい友だちだ。

(『自分を好きになる本』p.20より引用)

ここを読んではっとしたのは、自分で自分の気持ちがよくわからないまま、過ごしてしまうことがあるから。にこにこ笑って人の話にうなずいて、違う意見など唱えないほうがうまくやっていける......。そんな知恵がついてしまった私は、たびたび自分の気持ちを押し殺してきました。

ところがそれをつづけた結果、感情が動かなくなってきました。本当は何をしたくて何をしたくないのか、私自身の声がきこえなくなってしまったのです。

このままでは自分を受け入れることはむずかしい。そう気づいてから、この本を手がかりに、かなり奥へと引きこもってしまったきもちを、少しずつ確かめ始めました。

ポジティブではない気持ちも認める

なぜ、周りに合わせようとすると、自分の気持ちに耳をふさぐことになってしまうのでしょう。

「楽しい」「うれしい」といったポジティブな気持ちなら表明しやすいのですが、実際の気持ちはふり幅が大きいもの。おびえたり悲しんだり、ときには激しい怒りが湧きあがることも......。そうした強い感情をあらわにしすぎては、周囲に迷惑をかける場合もあるものです。

けれども、おさえこんでばかりいては、気持ちは元気をなくすばかり。前向きだろうと後ろ向きだろうと、自分の状態はあるがままに認める必要があります

気持ちを言葉で説明する

パット・パルマーが教えてくれたのは、負の感情を感じてもいいから表現のしかたを練習すべきだということ。

たしかに、だれかの言葉に傷ついたとき「あなたはひどいことを言うのね」と人の言動をなじるような形をとっては、相手が気分を害してしまうでしょう。同じ内容でも「私は〇〇と言われたとき、つらくなってしまう」のように、自分がどう感じたかにフォーカスしてみると、人を責めることなく思いを表すことができます。大切なのは、ほかのだれかではなく自分の気持ちを説明することなのです。

私はいまも自分の感情や感覚を外にとき放つ練習をつづけています。表に出すことを決めたときから、気持ちの声はだんだん力強くなってきたような気がしています。

[『自分を好きになる本』]

image via Shutterstock

木谷梨子

あわせて読みたい

オノ・ヨーコさんの正直な言葉が刺さる。自分らしい選択のヒント

イラストレーター横峰沙弥香さんが見つけた美のスポット(Sponsored)

続けられる運動がわたしを変える。30代のジム選びに必要な5つのポイント(Sponsored)

    Ranking

    1. 「ハーブ栽培の天才」になろう。コツは一つもいりません

    2. 人生の「雨季」は必ず終わる。精神科医モタ先生の心が晴れる言葉

    3. デート中にも潜むデリケートゾーン問題。私がもじもじしていた本当のワケ

    4. シリコーン製保存容器「stasher」と「Zip Top®」を使ってみたら、保存だけでなく調理にも大活躍だった

    5. シャキシャキ感がうれしい「スナップエンドウ」が主役になるレシピ3つ

    6. 【クイズ】足がしびれた! 早く治すにはどうするのが正解?

    7. 生理痛の治療に使う「低用量ピル」は2種類。どう違う? 副作用は

    8. 2021年5月10日〜今週の運勢 【LUAの12星座占い】

    9. 週1回、16時間でOK。プチ断食をより効果的にする方法

    10. 【心理テスト】あなたの人気ポイントはこちらです

    1. 「ハーブ栽培の天才」になろう。コツは一つもいりません

    2. 癒しの緑をキッチンにも。最適な3つの観葉植物とは?

    3. デート中にも潜むデリケートゾーン問題。私がもじもじしていた本当のワケ

    4. シャキシャキ感がうれしい「スナップエンドウ」が主役になるレシピ3つ

    5. 「脚の重だるさ」がスッキリ。むくむ5つの原因と簡単ストレッチ

    6. 料理に疲れてしまったら。簡単、華やか、おいしい「盛り合わせプレート」を

    7. シリコーン製保存容器「stasher」と「Zip Top®」を使ってみたら、保存だけでなく調理にも大活躍だった

    8. 【クイズ】足がしびれた! 早く治すにはどうするのが正解?

    9. 生理痛の治療に使う「低用量ピル」は2種類。どう違う? 副作用は

    10. 人生の「雨季」は必ず終わる。精神科医モタ先生の心が晴れる言葉

    1. 「ハーブ栽培の天才」になろう。コツは一つもいりません

    2. お肉に添えても、そのままでも。春キャベツのおいしい季節は、冷蔵庫に「白バルキャベツ」を

    3. 花粉症対策は食事から!? かゆみに良い食材と悪い食材3つ

    4. デート中にも潜むデリケートゾーン問題。私がもじもじしていた本当のワケ

    5. 癒しの緑をキッチンにも。最適な3つの観葉植物とは?

    6. 「素材のつくりおき」で幸せ貯金。大原千鶴さんが教える持続可能な料理

    7. 片付けられない人の最後の駆け込み寺。石阪京子さんが教える「3日間集中片付け術」

    8. 【心理テスト】あなたの人気ポイントはこちらです

    9. シャキシャキ感がうれしい「スナップエンドウ」が主役になるレシピ3つ

    10. 人との間に「健全な境界線」を引く方法。「気遣いさん」は疲れてしまう前にやってみて

    Horoscope

    LUAの12星座占い

    毎週月曜日更新中!

    プレゼント応募やおすすめ情報をGET!メルマガ会員登録はこちら